『歓迎曲』[1](かんげいきょく、朝鮮語: 환영곡)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の最高指導者の入場曲である。『1号歓迎曲』(1ごうかんげいきょく)とも呼ばれる[2]。歴代最高指導者の金日成、金正日、金正恩が公的行事に入場する際にこの楽曲は流されてきた[3][4][5]。通常、最高指導者が入場中に群衆は日本の万歳に似た「マンセー」(朝鮮語: 만세)という歓声を繰り返す。
金正日時代と金正恩時代の初期には朝鮮人民軍の独立したブラスバンドがこの楽曲を演奏していた。しかし最近では、この楽曲は通常はアンサンブル形式で演奏され、全ての奏者が立ったまま最高指導者を直視しながら演奏するようになった[6]。この楽曲は2018年9月の南北首脳会談の文在寅や2019年の中朝首脳会談(英語版)の習近平など、要人が平壌を訪問する重要な機会に彼らを歓迎する際にも使用された。
金日成が最高指導者だった時代には、この楽曲には「金日成同志万歳」と唱える歌詞があることが知られていたが、1994年に彼が死去した後にこれは削除された[7]。
愛国歌(朝は輝け) - 輝く祖国 - 我らの国旗(中国語版) - 金日成将軍の歌 - 金正日将軍の歌 - 歓迎曲
金日成大元帥万々歳 - 金日成元帥様万歳 - 陽光のような微笑が懐かしいです - この世に羨むものはない - 親愛なる将軍様、どこにおられますか - 太陽の歌は永遠なり
あなたがいなければ祖国もない - 革命の首脳部を決死守護せん - 我らの金正日同志 - 武力で守ろう我らの最高司令官 - 最高司令官同志の健康を祝います - 金正日同志は我らの最高司令官 - 党中央の明かり - 我らの父は金正日元帥様 - 将軍様はパルチザンの息子 - ありがとうございます - 将軍様は縮地法を使われる - 白頭山の蹄の音 - 将軍様は太陽として永生なさる - 親しきその名
金正恩将軍賛歌 - パルコルム - 金正恩将軍を命懸けで死守せん - 人民が愛する我が領導者 - 武装で仕えよう我らの最高司令官 - 偉大なその名は勝利の旗幟 - 私たちはあなたしか知らない - 最後の勝利に向かって前へ - 革命武力は元帥様の領導だけを戴く - あの方なしでは生きられない - 告白 - 父と呼びます(中国語版) - 金正恩将軍に栄光を - 我らの金正恩同志 - お目にかかりたかったです - ああ、慈愛深い父 - 親愛なる父
朝鮮人民軍歌 - 赤旗歌 - 遊撃隊行進曲 - 我らを見よ - 我らは勝利した - 我らの7・12 - 兵士たちは答えた - 敬礼をお受けください - 祖国保衛の歌(中国語版) - 進軍また進軍 - 決戦の途へ - 海岸砲兵の歌 - 労農赤衛隊行進曲 - 勝利の閲兵式 - 我らは誓う - 強盛大国総進軍歌 - 一気に - 我らの銃剣の上に平和がある
朝鮮労働党万歳 - 同志愛の歌 - 革命同志歌 - 勝利の5月 - 10月です - 党の旗幟に従い - 高くたなびけ我々の党旗 - 母の誕生日
明けるな平壌の夜よ - 思郷歌(朝鮮語版) - 同志愛の歌(朝鮮語版) - 嬉しいです(朝鮮語版) - 統一列車は走る - 口笛 - 千里馬走る - 攻撃戦だ - 朝鮮の姿 - 私の名前を聞かないで下さい(中国語版) - イムジン河 - 女性は花だね(朝鮮語版) - 突破せよ、最先端を(朝鮮語版) - 我が国が一番よい - 走って行こう未来へ - 学ぼう - 一つの大家庭 - これ見よがしに
普天堡電子楽団 - 牡丹峰楽団 – 青峰楽団 - ワンジェサン軽音楽団 - 功勲国家合唱団 - 万寿台芸術団 - 銀河水管弦楽団 - 三池淵管弦楽団- 国務委員会演奏団