欧州連合離脱大臣(おうしゅうれんごうりだつだいじん、英語: Secretary of State for Exiting the European Union)は、かつてイギリスにおいて設置されていた閣僚ポスト。EU離脱大臣、ブレグジット大臣(Brexit Secretary)などとも呼ばれる[1]。
2016年6月23日に行われたイギリスの欧州連合 (EU) 離脱を巡る国民投票の結果、離脱派が多数となり、イギリスのEUからの離脱が決定した[2][3]。これを受け、デイヴィッド・キャメロンが首相辞任を表明して第2次キャメロン内閣が総辞職し、後任のテリーザ・メイ首相率いるメイ内閣(第1次)が組閣され[4]、主にEU離脱問題を担当する閣僚ポストとして、欧州連合離脱大臣が新設された。
それまでのエネルギー・気候変動省をメイ政権下で新設されたビジネス・エネルギー・産業戦略省へ吸収し、空いたスペースに欧州連合離脱省を設置することとなった[3][5]。
2020年1月31日午後11時にイギリスはEUからの離脱を果たし、欧州連合離脱省も廃止された[6]。
政党別色分け 保守党