森豊(もり ゆたか、1917年1月1日 - 2001年12月8日)は、日本のジャーナリスト。
略歴
静岡県静岡市生まれ。1938年毎日新聞記者となり、学芸部副部長、編集局参事。
1943年登呂遺跡発掘第一報を送る。のち発掘を続け、シルクロードにも足を伸ばし、1973年吉川英治文化賞受賞[1]。
著書
- 『写真・登呂遺跡』社会思想研究会出版部 現代教養文庫 1958
- 『発掘 登呂の碑』小峯書店 1967 「古代史発掘 登呂の碑」角川文庫 1978
- 『樹下美人 シルク・ロード幻想』小峯書店 1967
- 『葡萄唐草 シルク・ロード幻想』小峰書店 1968
- 『忘れえぬ手紙』学生社 1968
- 『「登呂」の記録 古代の発掘にかける』講談社 1969
- 『日本の遺跡』(ヤング・エリート選書)毎日新聞社 1969
- 『孔雀文様の旅 正倉院からローマまで』編 講談社 1970
- 『シルクロード幻想 蓮文様の道』新人物往来社 1971
- 『西域思慕 花と果実と美女と詩』東京美術 1971
- 『日本遺跡巡礼』大陸書房 1971
- 『シルクロードの詩』第三文明社 1971
- 『埋もれた秘宝 日本発掘ものがたり』(ポプラ・ブックス ポプラ社 1971
- 『万葉の挽歌』レグルス文庫 第三文明社 1972
- 『シルクロードの駱駝』新人物往来社 1972
- 『シルクロードの天使』芙蓉書房 1972
- 『弥生の琴』第三文明社 1973
- 『海獣葡萄鏡 シルクロードと高松塚』中公新書 1973
- 『登呂の椅子 古代文化を求めて』新人物往来社 1973
- 『シルクロード史考察-正倉院からの発見』六興出版
- 1、西域の古都望見 1974
- 2、花喰鳥文様展開 1974
- 3、樹下美人図考 1974
- 4、ぶどう唐草幻想 1974
- 5、古代人と聖獣 1975
- 6、シルクロードの詩 1975
- 7、聖なる円光 1975
- 8、壁画の美女 1975
- 9、仮面の祈り 1975
- 10、樹木・生命・信仰 1975
- 11、龍 1976
- 12、シルクロードの旅人 1977
- 13、シルクロードの天馬 1979
- 14、シルクロードの象 1980
- 15、シルクロードの幻術 1981
- 16、シルクロードと万葉集 1981
- 17、シルクロードわが旅 1981
- 18、シルクロードの化粧史 1982
- 19、シルクロードの怪神怪獣 1982
- 20、シルクロードの真珠 1983
- 『古代遺跡の旅 日本発掘物語』芸艸堂 1974
- 『古銭の道 シルクロード幻想』角川選書 1975
- 『シルクロードと日本文化』白水社 1982
脚注