桂 米裕(かつら よねひろ、1963年7月24日 - )は大阪府大阪市城東区出身の落語家、僧侶(岡山県矢掛町多聞寺住職、圀勝寺住職)。出家後の本名は吉田 宥禪(よしだ ゆうぜん)。所属事務所は米朝事務所(米朝一門)。上方落語協会会員。
来歴
桃山学院大学在学中は落語研究会に所属し活動。また、桑原ふみ子のもとで寄席三味線も習っていた[1]。大学を中退後、1984年、桂米朝に入門。当初は桂朝丸(現:桂ざこば)に弟子入りを志願したが、朝丸の薦めにより、米朝に弟子入りする。
現在の妻と結婚する際、妻の実家である寺院を継ぐことを条件にされたことから、1992年に高野山真言宗で出家。1993年、高野山専修学院を卒業。2002年、高野山真言宗の本山布教師に就任。
落語を演じるが、時と場合によっては、僧侶であることを生かして「坊主漫談」と称して漫談でも高座に上がることもある。
受賞歴
出演番組
現在出演中の番組
過去の出演番組
出典
外部リンク
脚注
- ^ 戸田学『上方落語の戦後史』岩波書店、2014年7月30日、448-450頁。ISBN 9784000259873。