村田 治(むらた おさむ、1955年5月24日 - )は、日本の経済学者。専門はマクロ経済学、景気循環論[1]。関西学院大学経済学部教授。2014年4月から、同大学学長兼学校法人関西学院副理事長。大学基準協会副会長、日本私立大学連盟副会長、あしなが育英会副会長、文部科学省中央教育審議会委員等も歴任。
来歴
1955年5月24日、東京都生まれ[2]。大阪府立生野高等学校26期生[3]。関西学院大学を卒業し、1985年より同大学で助手・専任講師・助教授を務めたのち、1996年に教授就任。教務部長(2000年4月 - 2008年3月)、経済学部長(2009年4月 - 2012年3月)、高等教育推進センター長(2012年4月 - 2014年3月)を歴任。2013年10月の関西学院大学学長選挙で学長に選出され、2014年4月に就任した[1]。2016年再選。2019年3選[4]。
財政学に関する研究により学位・博士(経済学)を取得[5]。著書『公債と財政赤字のマクロ理論』に対し、経済学者の村田安雄は「財政赤字と公債発行のマクロ経済への関連性を、多方面から厳密な理論展開を伴って探求している点で、他に類を見ない優れた著作」と評している[6]。
あしなが育英会の副会長(2005年 - )[2]やチャンス・フォー・チルドレンのアドバイザー(2014年 - )も務める[7]。
略歴
著書
脚注
外部リンク