本願寺(ほんがんじ)は、寺院の名称である。
各地に同名の寺院があるが、一般には本願寺系の浄土真宗(真宗)各派の本山である「本願寺」を指すことが多い。浄土真宗における寺号の由来は、13世紀に親鸞の廟堂に対して亀山天皇より下賜された「久遠実成阿弥陀本願寺」(くおんじつじょうあみだほんがんじ)であるとされる。
16世紀末期に東西に分裂し、東側は20世紀後期に発生したお東騒動の影響でさらに分裂した。
東西分裂前の本願寺については本願寺の歴史を参照。
通称として「(地名)本願寺」が使用されている各派の「本願寺別院」については「浄土真宗本願寺派」、「真宗大谷派」の項目を参照。