本寺井駅(ほんてらいえき)は、かつて石川県能美郡寺井町寺井(現在の能美市寺井町)に位置していた、北陸鉄道能美線の駅(廃駅)である。
旧寺井町の中心に位置する主要駅で、乗降客・貨物取り扱い量ともに多かった。貨物は一時取り扱いの約80%が九谷焼の陶器で占められていたこともあった[3]。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で、北側に駅舎と貨物側線、南側に車庫(1959年に廃止)、西側には寺井農協の専用線があったが、利用者の減少とともにすべて廃止、晩年は貨物側線を撤去した跡に作られた片面ホーム1本だけの無人駅となっていた。
現状
鉄道路線廃止後、駅跡は1998年(平成10年)に寺井町立図書館(現在の能美市立寺井図書館)が竣工し、利用を開始[11]。図書館前には駅名標のレプリカが設置されているのみである。
隣の駅
- 北陸鉄道
- 能美線
- 末信牛島駅 - 本寺井駅 - 寺井西口駅
脚注
- ^ “能美電ものがたり” (PDF). 能美市. p. 14 (2014年3月). 2020年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月16日閲覧。
- ^ 『広報能美 2015年8月号』能美市、2015年8月1日、3頁。
参考文献
関連項目
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