末吉 裕一郎(すえよし ゆういちろう、1962年3月11日 - )は、日本の男性アニメーター、キャラクターデザイナー。岡山県出身。血液型A型。別名義に岡山太郎、大木銀太郎がある。
人物
スタジオ古留美、OH!プロダクションを経てフリーとなる。1995年に同業者の高倉佳彦の紹介で参加した映画『クレヨンしんちゃん』ではキャラクターデザインや設定デザインを担当し、以後のシリーズでビジュアル面を大きく支える他、原画マンとして大量のカットを受け持つなど重要な存在となっている。その縁で、現在に至るまでシンエイ動画の作品を中心に参加している。
動きのある画を得意としており、その作画技術は後進アニメーターである湯浅政明に大きく影響されているという。2004年には湯浅政明監督作品の『マインド・ゲーム』で総作画監督を担当している。
監督の本郷みつるを始め『クレヨンしんちゃん』スタッフが多く参加した『キズナ一撃』ではキャラクターデザインのほかに原案も担当した。
アニメ監督の原恵一からもその技量を買われており、2007年7月公開の映画『河童のクゥと夏休み』ではキャラクターデザインを任された[1]。
参加作品
テレビアニメ
劇場アニメ
OVA
Webアニメ
その他
脚注
関連項目