木頭村(きとうそん)は、徳島県那賀郡にあった村。徳島県の南西部、高知県との県境に位置する。
2005年(平成17年)3月1日、那賀郡の3町2村による合併で、現在は那賀町の一部となる。
名産の木頭ゆず(地理的表示登録)[1]、木頭杉で知られ、秋には高の瀬峡の紅葉が見頃となる。また、木頭杉を使った木頭杉一本乗りの大会が8月に開催され、県内外からの参加者が詰めかける。
地理
徳島県の南西部、高知県との県境に位置する。中央に那賀川が位置し、国道195号が東西に横断している。
歴史
行政
歴代村長
- 福井貫一(1917年生まれ - 2014年2月1日死去)
- 榊野誠(1924年生まれ - 2014年12月20日死去)
- 走川輝一
- 藤田恵
- 伊藤英志
経済
産業
- 主な産業は農業および林業である。
- 2000年時点の産業人口は総数932人、農業142人、林業56人などとなっている。
地域通貨
木頭村では村おこしのための地域通貨として2002年(平成14年)8月からゆーずが使用されている。ゆーずは(おそらく世界で唯一の)「柚子(ユズ)本位制地域通貨」であり、紙幣式とスタンプ式が存在している。流通範囲は「株式会社きとうむら」を中心とした「ゆーず」協力店などに限られているが、ゆーず使用体験ツアーなども企画されるなど村おこしに役立っている。
気候
教育
高等学校
中学校
小学校
幼稚園
交通
木頭村の交通は主に国道193号、スーパー林道および林道、農道などの道路による。域外へはさらに国道195号などを通り、自動車では徳島市から約2時間半、高知市から約2時間である。林道や農道は区間によっては落石が多発しているので通行には注意が必要である。
鉄道
村内を鉄道路線は通っていない。最寄り駅は、JR牟岐線阿波海南駅。
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出典
関連項目
外部リンク