『月刊コミック電撃大王』(げっかんコミックでんげきだいおう)は、株式会社KADOKAWA(アスキー・メディアワークスブランド)より発売されている少年・青年向け漫画雑誌である。
源流は、バンダイが1988年から発行していた『サイバーコミックス』。『サイバーコミックス』の後継となる『MS SAGA』(1993年 - 、途中からメディアワークス刊行)と『メディアコミック・ダイン』がパソコン雑誌『電撃王』の付録雑誌『コミック電撃王』の独立創刊に合流し、1994年4月18日に電撃王増刊の季刊誌『コミック電撃大王』として創刊[2]。
隔月刊化(1996年12月18日発売の1997年2月号から)→月刊化(1999年6月18日発売の同年8月号から。21日発売になったのは2001年4月21日発売の同年6・7月合併号から)を経て、現在の誌名『月刊コミック電撃大王』となる。
月刊化以降はメディアミックス作品に範囲を広げ、誌面の半分近くをアニメやゲーム、小説からのコミカライズ作品が占めている。同人出身の漫画家が多いため、コミックマーケットの開催時期になると休載したり減ページする作品が多く、漫画雑誌として不安定な体質は創刊以来あまり変わっていない。事前告知無しの休載、長期休載のまま再開されずに連載終了、打ち切り同然の最終回、単行本の未刊行といった事態が頻繁に発生する。
毎号かなりの数の連載が休載しているが、巻末目次ページの休載告知が「前号の告知通り」の休載と「作者都合」の休載を区別して記載しているという珍しい雑誌でもあり、マイナー誌の創刊休刊が激しい中ではアニメ化作品を中心として安定した人気を誇っている。
長年「印刷インクが手に付く」との不評があったが、2005年9月号から印刷を改善したためインクが手に付きにくくなったがそれでも指先は黒く染まる。また、上質の紙になったことでページ数はそのままで本の厚さも約半分になった。
2007年12月号まで表紙に「最先端コミック世代に贈る超高画質コミック誌!!」との表記があったが、現在はなくなっている。2017年現在のコピーは「すべてのコンテンツファンに贈る最強コンテンツマガジン!!」。
2008年6月号より休刊した姉妹誌の『月刊電撃コミックガオ!』を吸収合併し、7本の連載を引き継ぐ。それに伴い、2008年8月号から誌面をリニューアルした。掲載作品が増加してページ数が増え、厚さが2005年9月以前と同程度に戻った。また発売日も、毎月21日から27日へと変更になった。
2010年には創刊15周年記念企画として特別仕様の痛チャリが販売された[3]。 2013年6月号からロゴが約5年ぶりに変更され、それに伴い公式サイトもリニューアルされた。
増刊には『電撃萌王』(でんげきもえおう)、『電撃帝王』(でんげきていおう、現在休刊中)、少女漫画誌『シルフ』(現在休刊中)、対象年齢を上げた『電撃大王ジェネシス』(でんげきだいおうジェネシス、現在休刊中)がある。2013年9月、4コマ作品やギャグ作品に特化した『コミック電撃だいおうじ』を創刊した。
休載と発表されても、再開されないまま何年も過ぎて事実上の打ち切りになっている作品がほとんどである。
いずれも公称であり、印刷証明された数字ではない。
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