旭前駅(あさひまええき)は、愛知県尾張旭市旭前町5丁目にある、名鉄瀬戸線の駅である。駅番号はST14。
歴史
旭前駅としての開業は、1942年(昭和17年)である。ただし、旭前駅に近接する場所に、瀬戸線開業時に設置されていた聾石駅(つんぼいしえき)が同時期に廃止されており、両駅の関係について、同一駅の改名移転とする資料も、聾石駅の廃止と旭前駅の新設とする資料もある[1]。
年表
駅構造
相対式2面2線ホームの地上駅。無人駅であり、駅集中管理システムが導入されている。無人化後の管理は大曽根駅が担っているが、トラブル時には三郷駅より係員が来る仕組みとなっている。
駅舎・改札口は2番線(栄町方面)の南口と、1番線(尾張瀬戸方面、2018年(平成30年)3月設置)の北口が設置されている。北口は車椅子を利用している人などバリアフリーのための改札として利用される。北口設置後も駅構内に跨線橋が残っている。南口駅舎にはテナントスペースがあるがすべてシャッターは閉じている。トイレは駅構内にはなく、南口駅舎脇に公衆トイレが設置されている。
駅集中管理システム導入前は早朝・夜間の無人となる時間帯に駅を開放しており、降車客のきっぷは運転士が回収していた。
配線図
旭前駅 構内配線略図
← 尾張瀬戸方面 |
|
→ 大曽根・ 栄町方面 |
凡例
出典:[6] |
駅周辺
周辺は住宅地であるが、区画整理中のため空き地が目立つ。近年、南口に駅前ロータリーが整備されている。
路線バス
駅北側の旭前駅北停留所と南口前ロータリー内の旭前駅停留所に停車する。
利用状況
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は5,250人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中82位、瀬戸線(20駅)中10位であった[7]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は8,024人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中56位、瀬戸線(19駅)中9位であった[8]。
- 「尾張旭市の統計」、「移動等円滑化取組報告書」によると、当駅の一日平均乗降人員は以下の通り推移している[9][10]。
年度 |
1日平均 乗降人員
|
2003年
|
4,506
|
2004年
|
4,537
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2005年
|
4,595
|
2006年
|
4,566
|
2007年
|
4,488
|
2008年
|
4,717
|
2009年
|
4,568
|
2010年
|
4,735
|
2011年
|
4,840
|
2012年
|
5,006
|
2013年
|
5,250
|
2014年
|
5,299
|
2015年
|
5,672
|
2016年
|
5,894
|
2017年
|
6,016
|
2018年
|
6,102
|
2019年
|
6,281
|
2020年
|
5,338
|
※ 1995年(平成7年)の印場駅開業により利用者が分散し、減少していた時期があったが、近年は若干回復傾向にある。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- ST 瀬戸線
- ■急行
- 通過
- ■準急・■普通
- 印場駅(ST13) - 旭前駅(ST14) - 尾張旭駅(ST15)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
旭前駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク