旭出学園(あさひでがくえん)は、東京都練馬区東大泉七丁目にある私立特別支援学校。設置者は学校法人旭出学園で、小学部から専攻科までの一貫教育を行なう。また、併設された研究所は知的障害の研究でも有名である。給食が出ない代わりに児童・生徒は弁当を持参する。
設置学部
沿革
- 1950年(昭和25年)4月 - 豊島区目白町徳川邸に開園する。園児14名、園舎92m²。
- 1953年(昭和28年)12月 - 椎名町風間氏宅地内に約60m²の手芸教室を建築し、はたおりの指導を始める。
- 1954年(昭和29年)10月 - 目白の校舎に二階を増築し、二教室増す。
- 1956年(昭和31年)11月 - 練馬仲町に土地1,300m²を購入し、寄宿舎を建設する。
- 1958年(昭和33年)7月 - 各種学校として「練馬生活学園」設置の認可を得て、準学校法人(理事長原安三郎)となる。
- 1960年(昭和35年)3月 - 目白に旭出学園教育研究所を開設する。
- 1960年(昭和35年)5月 - 養護学校の認可を得て学校法人となる。隣接地を購入し、校地合わせて約3,300m²となる。
- 1962年(昭和37年)5月 - 練馬区東大泉に校地約10,000m²を入手する。
- 1962年(昭和37年)12月 - 東大泉に校舎(1号館)、作業棟、寄宿舎(やよい寮)、職員寮を落成する。中学部、高等部、手芸教室が移転する。
- 1964年(昭和39年)9月 - 小学部と教育研究所の建物(2号館)が完成し、目白より移転する。全学部が東大泉に集まる。
- 1966年(昭和41年)11月 - 中学部、高等部校舎と体育館(3号館)が落成する。
- 1967年(昭和42年)5月 - 第二寄宿寮(さつき寮)が落成する。
- 1970年(昭和45年)5月 - 創立20周年記念式を行う。
- 1975年(昭和50年)6月 - 創立25周年記念式を行う。
- 1976年(昭和51年)11月 - 旭出生産福祉園の本館が竣工し、寮母5名、栄養士1名福祉園職員となる。
- 1977年(昭和52年)5月 - 皇太子明仁親王・同妃美智子行啓する。
- 1979年(昭和54年)10月 - 幼稚部及び高等部専攻科の設置が認可される。
- 1980年(昭和55年)4月 - 創立30周年記念式を行う。
- 1981年(昭和56年)3月 - 原安三郎理事長が退任し、三木安正理事長が就任する。
- 1981年(昭和56年)4月 - 専攻科校舎(4号館)が落成する(日本自転車振興会助成)。
- 1984年(昭和59年)5月 - 三木安正理事長が死去する。
- 1984年(昭和59年)7月 - 坂元彦太郎理事長が就任する。
- 1990年(平成2年)6月 - 創立40周年記念式を行う。
- 1992年(平成4年)4月 - 職業教育実習棟(7号館)が落成する(日本自転車振興会助成)。
- 1994年(平成6年)5月 - 坂元彦太郎理事長が退任し、肥田野直理事長が就任する。
- 2000年(平成12年)5月 - 三木安正記念館が開園する。創立50周年記念式を行う。
- 2003年(平成15年)12月 - 1964年(昭和39年)4月、1968年(昭和43年)4月、1979年(昭和54年)4月、1992年(平成4年)12月についで、天皇より金一封を賜る。
- 2010年(平成22年)4月 - 現在の学校名に変更。
関連項目
外部リンク