日鉄トピーブリッジ株式会社(にってつトピーブリッジ、英文社名 Nippon Steel Topy Bridge Co., Ltd.)は、かつて存在した建設業者。
新日鉄住金エンジニアリング(現・日鉄エンジニアリング)とトピー工業が共同で出資し、橋梁建設を中心に手がけていた。2016(平成28)年をもって解散した。
概要
鉄鋼メーカー新日鐵住金(現・日本製鉄)傘下の建設業者・新日鉄住金エンジニアリングと、新日鐵住金系列の鉄鋼メーカー・トピー工業が共同で出資する企業であった。新日鉄エンジニアリングの日本国外における橋梁事業と、同社傘下で国内橋梁事業を行う日鉄ブリッジ、トピー工業傘下で橋梁事業を行うトピー鉄構が2010年(平成22年)に統合して発足した。
道路橋や鉄道橋などの鋼製橋梁や、桟橋などに利用されるジャケット構造物などの海洋構造物の製作・施工を行っていた。
本社は愛知県豊橋市に所在するトピー工業豊橋製造所構内。製造拠点は、同じく豊橋製造所構内にある豊橋工場と、福岡県北九州市にある若松工場の2か所。
沿革
- 2001年(平成13年) - 新日鉄の橋梁・鋼製構造物製造部門が分社化され、日鉄ブリッジ株式会社発足。
- 2006年(平成18年)7月1日 - 新日鉄が建設部門を新日鉄エンジニアリングとして分社化。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 日鉄ブリッジが、新日鉄エンジニアリングの国内向け橋梁・鋼製構造物事業を継承[1]。
- 2008年(平成20年)1月21日 - トピー工業が、トピーテクノ株式会社を設立。
- 2008年(平成20年)7月1日 - トピーテクノがトピー工業の鉄構事業(橋梁・鋼製構造物の製作など)を継承し、トピー鉄構株式会社に社名変更。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 新日鉄エンジニアリングの海外橋梁・鋼製構造物事業と、日鉄ブリッジ・トピー鉄構が統合(存続会社は日鉄ブリッジ)し、日鉄トピーブリッジ株式会社が発足[2]。
- 2012年(平成24年)1月27日 - 新日鉄エンジニアリングが、日鉄トピーブリッジの新規受注活動の停止を発表[3]。
- 2016年(平成28年)3月 - 新日鉄住金エンジニアリングの橋梁事業撤退に伴い、会社解散[4]。
事業内容
- 鋼製橋梁の製作・架設事業、橋梁商品事業、スタッド事業、海洋鋼構造物(防波堤・桟橋等)製作事業
脚注
外部リンク
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事業持株会社 | | |
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製鉄事業 |
鉄鋼 | |
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不動産 | |
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