一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(にほんしょうがいしゃサッカーれんめい、英: Japan Inclusive Football Federation、略称:JIFF)は、日本国内の障がい者サッカー7競技団体を統括する一般社団法人。日本サッカー協会(JFA)の関連団体として2016年4月1日に設立された[1]。事務所はトヨタ東京ビル内に置かれている[1]。
概要
2014年5月に日本サッカー協会(以下、JFA)が発表した「JFAグラスルーツ宣言」[3]の理念に基づき、2015年4月にJFAと障がい者サッカー7競技団体による「障がい者サッカー協議会」が設置され、統括団体の創設に向けた議論が開始された[4]。第1回の協議会から約1年の準備期間を経て、2016年4月1日、7団体を統括する日本障がい者サッカー連盟(JIFF)が発足した[1]。初代会長には元サッカー日本代表でJFA理事の北澤豪、専務理事兼事務総長にはJFAグラスルーツ推進部部長の松田薫二が就任した[1][5][6]。スローガンは「サッカーなら、どんな障害も超えられる。」[1][2]。ロゴマークは連盟の略称「JIFF」と無限大を表す「∞」の記号を組み合わせたもので、JFAと7団体を合わせた8団体の連携・連帯を意味している[7][8]。
構成
(上記の出典:日本障がい者サッカー連盟公式ウェブサイト「連盟概要」より[1])
役員
- 会長:北澤豪(日本サッカー協会)
- 副会長:神一世子(日本CPサッカー協会)、田中正(日本ソーシャルフットボール協会)
- 専務理事:松田薫二(日本サッカー協会)
- 理事:斎藤紘一(日本知的障がい者サッカー連盟)、鈴木猛仁(日本ろう者サッカー協会)、田中暢子(桐蔭横浜大学)、矢島久仁彦(日本アンプティーサッカー協会)、山木譲(日本電動車椅子サッカー協会)、山本康太(日本ブラインドサッカー協会)
- 監事:利水啓剛(バックアップ会計事務所)、友野海也(元三菱重工工事顧問)
(上記の出典:日本障がい者サッカー連盟公式ウェブサイト「連盟概要」より[1])
過去の役員
- 植松隼人(理事、日本ろう者サッカー協会事務局長)
- 徳堂泰作(理事、日本ソーシャルフットボール協会副理事長)
- 松崎英吾(理事、日本ブラインドサッカー協会事務局長兼事業戦略部長[9])
※役職は当時のもの
(上記の出典:日本サッカー協会公式ウェブサイト「日本障がい者サッカー連盟 役員一覧」より[6])
記者会見・記者発表会
- 一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟設立発表会(2016年4月1日、日本サッカーミュージアム ヴァーチャルスタジアム)[10]
- パートナーシップ契約締結記者会見(2016年10月5日、日本サッカーミュージアム ヴァーチャルスタジアム)[11]
- 障がい者サッカー7競技団体統一日本代表ユニフォーム発表会(2017年6月29日、日本サッカーミュージアム ヴァーチャルスタジアム)[12]
主催行事
- JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2016(2016年12月24日、フットサルステージ)[13][14]
- 「Warm Blue 2017」キャンペーン(2017年4月2日、渋谷区立神南小学校)[15]
- アンプティサッカー・ブラインドサッカー体験会
- サッカーアトラクション
- ブルーフラッグ作成
- ブルーフォト撮影会
- スタンプラリー
- 障がい者サッカーの紹介
- JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2017(2017年12月24日、フットサルステージ)[16][17]
- 「Warm Blue 2018」キャンペーン(2018年3月31日、フロンタウン・さぎぬま)[19]
- サッカーを通じた共生社会づくりを考えるサロン(2018年8月29日、JFAハウス)[20]
パートナー
2023年11月18日現在[21]
JIFFパートナー
賛同パートナー
サプライサービスパートナー
メディアパートナー
アライアンスパートナー
JIFF応援団
障がい者サッカーの認知度向上を目的に、2016年10月に結成された[22][23][24]。名を連ねた24選手はSNSなどを通じて障がい者サッカーの情報を発信する活動を行う[22][23]。
脚注
外部リンク