宗教法人日本テーラワーダ仏教協会(にほんテーラワーダぶっきょうきょうかい、英語: Japan Theravada Buddhist Association)は、1994年に設立された上座部仏教系の日本の宗教団体。2003年5月、宗教法人法に基づく宗教法人として登記された。
上座部仏教とも呼ばれるテーラワーダ[注 1]仏教の布教伝道、マハシ系のヴィパッサナー瞑想指導[1]を行っている。スリランカ出身でシャム派のアルボムッレ・スマナサーラ(スリランカ上座部仏教シャム派日本大僧伽主任長老)らが長老を務める。
スマナサーラ自身はスリランカ出身だが、他の2名の講師はマハシ瞑想センターと関わりの深いミャンマー系の僧侶であり[1]、組織全体としてはそちらの系統の瞑想センターという趣が強い。
1994年11月、スリランカ出身の僧侶アルボムッレ・スマナサーラを囲む日本人信徒を中心に、日本テーラワーダ協会(のちの日本テーラワーダ仏教協会)が設立[2]。
2001年5月、東京都渋谷区幡ヶ谷にゴータミー精舎幡ヶ谷テーラワーダ仏教センター設立[2]。
2003年5月宗教法人登記[2]。
2005年4月、大阪府岸和田市にアラナ精舎設立[2]。
2005年8月、アルボムッレ・スマナサーラがスリランカ上座仏教シャム派総本山アスギリヤ大精舎(英語版)にて日本大サンガ主任長老[注 2]に任命される[2]。
2006年4月、アスギリヤ大寺管長で世界遺産ダラダー・マーリガーワ寺院の管理責任者も務めるウドゥガマ・スリ・ダンマダッシー・ラタナパーラ・ブッダラッキタ法王(大僧正、Udugama Sri Dhammadhassi Ratarapala Buddharakkhita)らを招聘し、国内3ヶ所(東京都八王子市、兵庫県三田市)に上座部仏教の戒壇を設立する[2][5][6]。
2009年5月、佐賀県鹿島市に佐賀新精舎設立[7]。
2009年5月、兵庫県三田市にマーヤーデーヴィー精舎設立[8]。
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