新美南吉童話賞

新美南吉童話賞(にいみなんきちどうわしょう)は、児童文学作家新美南吉の出身地である愛知県半田市教育委員会が主催する創作童話を対象とする公募新人文学賞。1989年に制定。受賞作品は、作品集に収録され、各地の図書館などに寄贈される。

概要

第31回(2019年)

  • 主催:半田市教育委員会
  • 共催:新美南吉顕彰会、公益社団法人半田青年会議所
  • 後援:文化庁、愛知県教育委員会、安城市教育委員会、中日新聞社
  • 協賛:ミツカングループ、知多信用金庫、半田信用金庫

受賞作

回(年) 応募総数 最優秀賞 受賞者
第30回(2018年) 1947 交換日記 小林貴弘
第29回(2017年) 1790 家の灯り 佐野由美子
第28回(2016年) 2006 書き足し和尚 街野優森
第27回(2015年) 2044 森の図書館 桐谷あきひこ
第26回(2014年) 2211 つるっと神社 しいなさいち
第25回(2013年) 2890 風船のあつまる場所 街野海
第24回(2012年) 2207 ビンに詰めた「ありがとう」 秋野りゅう
第23回(2011年) 2011 光る風、吹いた 神山真湖
第22回(2010年) 2464 帰り道 浅井ひなの
第21回(2009年) 2285 つじこぞう 住吉玲子
第20回(2008年) 2254 かげつなぎ とだかずき

新美南吉童話賞入選作品集「赤いろうそく」は、新美南吉記念館で販売される[1]

部門

6月1日から、新美南吉記念館で募集が開始される。

自由創作部門

400字詰原稿用紙に、高校生以上7枚以内、小学4年生以上5枚以内、小学生低学年は3枚以内

新美南吉オマージュ部門

オマージュとは「尊敬・敬意・称賛」という意味のフランス語で、新美南吉の作品に通じるテーマで、新たな童話を創作するというもの。課題の中から1作品を選び、単なる物語の続きやパロディではなく、作品から感じたことをテーマに新しい童話を創作する。400字詰原稿用紙 7枚以内。

選考委員

第31回(2019年)

過去の選考委員

脚注

  1. ^ 刊行物 新美南吉記念館

外部リンク