新井 和輝(あらい かずき、英語: Kazuki Arai、1992年10月29日 - )は日本のベーシスト。日本のロックバンドのKing Gnuのメンバー。東京都福生市出身。血液型はB型。
来歴
東京都立青梅総合高等学校、東京経済大学卒業。
東京都福生市は在日米軍の司令基地である横田基地があり、ジャズバーやライブハウスが歴史的にも多い福生市で生まれ育った。母親がヒップホップやブラックミュージックを好み、幼少から影響を受ける[2]。
14歳よりベースを始める。きっかけはバンドに誘われた際、ベースしか空いていなかったためだ。当時はASIAN KUNG-FU GENERATION・RADWIMPSのコピーをしていた[3]。高校に入学すると軽音部に所属。軽音部で組んでいたバンド名は「ザ・キパネバ[4]」。先輩に連れられて観たジャズ・セッションのライヴでジャズに目覚める[5]。また、福生チキンシャックの木曜日に開催されるジャムセッションに高校一年生から通い始め、岡田拓郎、君島大空、高井息吹等と知り合う[6]。
高校入学後、ベーシストの日野賢二に師事する。また、大学4年より2年間、ジャズベーシストの河上修の自宅に住み込み修行を積んだ。同輩のレッスン生と同じ金額の月謝は払っていた。
大学時代、友人が在籍する国立音楽大学の授業にモグることで音楽の知識を学ぶ。国立音大公認の名門学生ジャズバンド「NEWTIDE JAZZ ORCHESTRA」に参加。山野ビッグバンドジャズコンテストで最優秀賞を受賞している[7]。
常田大希(現King Gnuメンバー)からバンドサポートの話が来た時、セッションに飽きていた事もあり「このバンドに入りたいんだけど」と常田大希に伝える。その後、井口理(現King Gnuメンバー)と新井はサポート活動を経た内にバンドメンバーとなる[8]。
2017年、King Gnuでの活動が始動。
2019年、King Gnuがソニー・ミュージックレーベルズの社内レコードレーベルであるアリオラジャパンからメジャーデビュー。
2021年、自身のシグネチャーモデルのベースギターがフェンダー社より発売された。現在は取扱および販売を終了している。同年、自身の誕生日にフェンダーとのエンドースメント契約を締結[9]。
2022年3月26日、一般女性との結婚を報告[10]。
2024年5月15日、第1子男児の誕生を報告[11]。
人物
King Gnuとしては、ベース、シンセベース、コントラバス、コーラスを担当。
King Gnu 常田大希が主催する音楽プロジェクトのmillennium paradeのメンバー。
宮川純、荒田洸とのNew Year Sessionの開催、Answer to Remember、EPISTROPH などのセッションライブにゲスト参加するなど、ジャズベーシストとしても活動。
他にも君島大空合奏形態、佐瀬悠輔、高井息吹と眠る星座、OOPS! PIG PALE ALE INC. (O.P.P.A.I) などのサポート、元椿屋四重奏の中田裕二[12]、絢香[13]のアルバム、KANDYTOWNのIOの音源[14]にも参加する等、多種多様なアーティストのLIVEやレコーディングに参加している。
ファンからは「新井先生」と呼ばれている。きっかけはメンバーの勢喜遊で、「理屈の弱い勢喜遊は、理論をたてて説明してくれる彼をSNSでは新井先生と呼んでいる」[15]とのこと。
大学受験では明治大学にも合格していたが、親族に経済的な負担をさせたくなかったため、特待生として合格していた東京経済大学に進学した[16]。
2019年10月29日、新井の誕生日に同バンドの勢喜遊が白藤ひかりと入籍した。二人の出会いをつくったのは新井だった。[17]
井口理と約3年、板橋の古いコーポで同居していた[18]。
声質の良さとトークのうまさにはファンの間でも定評があり、ファンクラブでもコーナーを持っていたが、2022年春からは単独でラジオ番組のナビゲーターに就任した[19]。
こだわりが強く、気に入ったものだけを使う(食べる)性向があることをメンバーやファンから指摘されている。
物腰の柔らかさ故か、長らくメンバーで唯一職質されたことがなかったが、人生初の職質を経験したことを2023年10月25日にXで明かした。
演奏参加
参加作品
受賞
出演
ラジオ
脚注
出典
外部リンク
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常田大希 (Vocal/Guitar/Cello/Programming) - 勢喜遊 (Drums/Sampler) - 新井和輝 (Bass/Synth bass) - 井口理 (Vocal/Keyboard) |
スタジオ・アルバム |
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シングル |
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