教職修士(専門職)(きょうしょくしゅうし せんもんしょく)は、高度の専門的な能力及び優れた資質を有する教員養成を目的とした日本の教職大学院(専門職大学院の1つ)の課程で授与される学位のことである。2007年(平成19年)4月1日に設けられた。
「教職修士(専門職)」の学位は、大学院の修士課程で授与されている「修士(教育学)」の学位とは、系統を異にする。
概要
「教職修士(専門職)」の学位は、高度の専門的な能力及び優れた資質を有する教員の養成のための教育を行うことを目的とする教職大学院が授与する学位である。日本では2007年(平成19年)3月1日に行われた「学位規則(昭和28年文部省令第9号)」の改正により、学位規則の第5条の2において「教職修士(専門職)」の学位が定められた。
英語表記
日本では修士課程における教育学分野の学位を「修士(教育学)」とし、その英語名称を Master of Education としている機関が多い[11]。そのため教職大学院の学位である「教職修士(専門職)」の英語名称については、Master of Education in Professional Development(北海道教育大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻の例)[11]やMaster of Education (Professional)(鹿児島大学大学院教育学研究科学校教育実践高度化専攻の例)[12]としている。
脚注
関連項目