拾った女

拾った女
Pickup on South Street
アメリカ公開時のポスター
監督 サミュエル・フラー
脚本 サミュエル・フラー
原案 ドワイト・テイラー
製作 ジュールス・シャーマー
出演者 リチャード・ウィドマーク
ジーン・ピーターズ
セルマ・リッター
音楽 リー・ハーライン
撮影 ジョー・マクドナルド
製作会社 20世紀フォックス
配給 アメリカ合衆国の旗 20世紀フォックス
日本の旗 20世紀フォックス極東会社
公開 アメリカ合衆国の旗 1953年5月27日
日本の旗 1953年8月23日
上映時間 80分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $780,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $1,900,000[2][3]
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拾った女』(ひろったおんな、原題:Pickup on South Street)は、1953年制作のアメリカ合衆国スリラー映画フィルム・ノワール)。サミュエル・フラー監督・脚本、リチャード・ウィドマーク主演。第14回ヴェネツィア国際映画祭で銅獅子賞を受賞した[4]。2018年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録された[5][6]

あらすじ

舞台はニューヨークスリのスキップは、地下鉄で1人の若い女性から財布をすり取った。その女性キャンディは、雇い主である弁護士のジョーイにこの事を知らせる。ジョーイは全力をあげてそれを取り戻すよう部下たちに命じた。

実はジョーイは、裏で共産圏のスパイとして密かに働いており、キャンディがスキップにすられた財布の中には重要機密を収めたマイクロフィルムが入っていた。スキップは、共産圏スパイ組織とそれを摘発しようとする当局のかけひきに巻き込まれていく。

キャスト

リメイク

1967年に『謀略都市』(The Cape Town Affair)としてリメイクされた[7]。監督はロバート・D・ウェッブ、ジェームズ・ブローリンジャクリーン・ビセットクレア・トレヴァーらが出演した。舞台がニューヨークから南アフリカ共和国ケープタウンに変更されている。

脚注

  1. ^ Aubrey Solomon, Twentieth Century Fox: A Corporate and Financial History, Scarecrow Press, 1989 p248
  2. ^ Solomon, Aubrey. Twentieth Century Fox: A Corporate and Financial History (The Scarecrow Filmmakers Series). Lanham, Maryland: Scarecrow Press, 1989. ISBN 978-0-8108-4244-1. p225.
  3. ^ 'The Top Box Office Hits of 1953', Variety, January 13, 1954.
  4. ^ “14. Mostra Internazionale d'Arte Cinematografica di Venezia”. Archivio Storico delle Arti Contemporanee. オリジナルの2021年10月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211018045309/http://asac.labiennale.org/it/passpres/cinema/annali.php?m=26&c=p 2021年10月18日閲覧。 
  5. ^ Library of Congress National Film Registry Turns 30”. Library of Congress. December 14, 2018時点のオリジナルよりアーカイブDecember 13, 2018閲覧。
  6. ^ “「ブロークバック・マウンテン」「ジュラシック・パーク」など25作品が米フィルム登録簿に永久保存 : 映画ニュース”. 映画.com. (2018年12月30日). https://eiga.com/news/20181230/2/ 2024年2月28日閲覧。 
  7. ^ CAPE TOWN AFFAIR, The Monthly Film Bulletin; London Vol. 36, Iss. 420, (Jan 1, 1969): 8.

外部リンク