弁天島(べんてんじま)は広島湾に浮かぶ無人島。大弁天、大カクマ島(大珈玖摩島)ともいう。本項では北0.4㎞の場所にある小弁天島(こべんてんじま)についても述べる。
地理
広島港の南西約6㎞、似島の家下港の西約2.5㎞の場所にある[1]。住所は峠島や小弁天島と同様に広島県広島市南区仁保に属する[2]。周辺海域はカキの養殖場になっている[1]。
島内
歴史
1825年の芸藩通志には本島を指す珈玖摩島とある[1]。戦前は料亭の羽田別荘が所有し、魚料理や少女歌劇で客をもてなしたり、海水浴場を開設したりしていた[1]。
交通
定期船は運航されていない[3]。羽田別荘が所有していた頃は宇品から小型船が出ていた。[1]
小弁天島
小弁天島は弁天島の北0.4㎞にある。小カクマ島(小珈玖摩島)ともいう。こちらも、弁天島と同様に無人島で定期航路も存在しない[1]。
先述した通り、海食洞を多く持つ[1]。島の周囲は崖で囲まれており、体力に自信がなければ上陸は困難である[3]。
関連項目
脚注