『建設的』(けんせつてき)は、いとうせいこう & Tinnie Punx 名義で1986年に発表されたアルバム[2]。
解説
いとうせいこうのデビュー・アルバムとされ[3]、オムニバスの『業界くん物語』(1985年)や、いとうせいこう名義の『MESS/AGE』(1989年)とともに、いとうせいこうを中心とした日本語ラップの最初期の取組のひとつである[要出典]。
評価
「日本語ヒップホップの先駆的名盤」[4]、「日本語ラップの大クラシック」、「アメリカのヒップホップを意識して作られた、日本で最初のアルバム」などとも評された[5]。
収録曲
1986年のオリジナル版の収録曲は、ポニーキャニオンから出たアナログ盤(LP)では8曲[6]、T.E.N.Tから出たCDでは「アナーキー・イン・ザ・Jap」を加えた9曲であり[7]、そのうち「俺の背中に火をつけろ!!」は、大竹まこと & The Giant Punx 名義となっている[2]。
2016年には、発表から30周年を記念してCDが再発され、ボーナストラックとして4曲が追加された。
アナログ盤
B面# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「JOE TALKS」 | いとうせいこう | ヤン富田 | |
2. | 「恋のマラカニアン」 | いとうせいこう | ヤン富田 | |
3. | 「東京ブロンクス」 | いとうせいこう、押切伸一 | ヤン富田 | |
4. | 「だいじょーぶ」 | 高木完 | ヤン富田 | |
合計時間: | |
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CD
CD# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「MONEY」 | 藤原ヒロシ、いとうせいこう、高木完 | ヤン富田 | |
2. | 「なれた手つきでちゃんづけで」 | いとうせいこう | 高橋幸宏 | |
3. | 「俺の背中に火をつけろ!!」(大竹まこと & The Giant Punx) | いとうせいこう | KERA | |
4. | 「水の子チェリー」 | いとうせいこう | 桜井圭介 | |
5. | 「アナーキー・イン・ザ・Jap」 | いとうせいこう | ヤン富田 | |
6. | 「JOE TALKS」 | いとうせいこう | ヤン富田 | |
7. | 「恋のマラカニアン」 | いとうせいこう | ヤン富田 | |
8. | 「東京ブロンクス」 | いとうせいこう、押切伸一 | ヤン富田 | |
9. | 「だいじょーぶ」 | 高木完 | ヤン富田 | |
合計時間: | |
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CD(2016年盤)
CD[8]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「MONEY」 | 藤原ヒロシ、いとうせいこう、高木完 | ヤン富田 | |
2. | 「なれた手つきでちゃんづけで」 | いとうせいこう | 高橋幸宏 | |
3. | 「俺の背中に火をつけろ!!」(大竹まこと & The Giant Punx) | いとうせいこう | KERA | |
4. | 「水の子チェリー」 | いとうせいこう | 桜井圭介 | |
5. | 「アナーキー・イン・ザ・Jap」 | いとうせいこう | ヤン富田 | |
6. | 「JOE TALKS」 | いとうせいこう | ヤン富田 | |
7. | 「恋のマラカニアン」 | いとうせいこう | ヤン富田 | |
8. | 「東京ブロンクス」 | いとうせいこう、押切伸一 | ヤン富田 | |
9. | 「だいじょーぶ」 | 高木完 | ヤン富田 | |
10. | 「BODY BLOW」(Bonus Track) | いとうせいこう | ヤン富田 | |
11. | 「HEALTHY MORNING」(Bonus Track) | いとうせいこう | ヤン富田 | |
12. | 「TOKYO BRONX (LIVE AT Mounkberys)」(Bonus Track) | いとうせいこう | ヤン富田 | |
13. | 「渚のアンラッキーボーイズ」(Bonus Track) | いとうせいこう | ヤン富田 | |
合計時間: | |
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脚注
関連項目