帝国議会(ていこくぎかい、ドイツ語: Reichstag)は、1871年から1918年までの帝政ドイツの国会。1871年4月16日のビスマルク憲法により設置された、皇帝、連邦参議院とともに帝政ドイツ国の統一性を体現する国家機関であった。
このページはいわゆる第二帝政期のReichstag(国会)の説明であるが、これ以外のドイツのReichstagについては国会 (ドイツ)を参照すること。
概要
選挙権
選挙権、被選挙権ともに25歳以上の男子。普通、直接、秘密選挙により行われた。
任期
当初は3年。1888年以降は5年。
定数
当初は382人。1874年以降は397人。
権限
立法権、予算審議権、決算承認権、条約承認権などがあった。しかし、連邦参議院に拒否権があり、宰相は帝国議会に責任を負わなかったため、きわめて限定的であった。
招集と解散
毎年皇帝が招集する。解散は皇帝の同意の下、連邦参議院の決議が必要であった。
帝国議会議長
著名な議員
関連項目