川口 正吉(かわぐち しょうきち、1912年 - 1982年2月25日[1])は、日本の翻訳家。
略歴
新潟県三条市生まれ[1]。中央大学経済学部卒業。
英語の小説、ノンフィクションを翻訳。
キューブラー・ロスの『死ぬ瞬間』がベストセラーになった。
翻訳
- 『ハンター 猛獣王国ケニヤでの二十六年』(J・A・ハンター、三笠書房) 1957
- 『イヴの3つの顔 一つの肉体に宿る三人の女性』(C・H・セグペン, H・M・クレックレイ、白揚社) 1958
- 『フロンティア 暗黒大陸に挑んだ人びと』(J・A・ハンター, D・P・マニックス、三笠書房) 1958
- 『血に渇く草原』(J・A・ハンター、三笠書房) 1959
- 『ブーラ・マタリ 岩をくだく男 探検家スタンレーの生涯』(バイロン・ファーウェル、刀江書院) 1959
- 『心の秘密 精神分析医の記録』(ロバート・リンドナー、弘文堂、フロンティア・ブックス) 1963
- 『アメリカ政治の内幕 政治小説』(アレン・ドルーリ、弘文堂) 1964
- 『生れながらの犠牲者』(ヒラリイ・ウォー、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1964
- 『虚空の遺産』(エドモンド・ハミルトン、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1964
- 『はるかなるわがラスカル』(スターリング・ノース、学習研究社、ガッケン・ブックス サイエンスシリーズ) 1964
- 『高い城の男』(フィリップ・K・ディック、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1965
- 『遠い悲鳴』(フレドリック・ブラウン、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1965
- 『人間とイルカ 異種間コミュニケーションのとびらをひらく』(J・C・リリー、学習研究社、ガッケン・ブックス サイエンス・シリーズ) 1965
- 『ヒューマノイド』(ジャック・ウィリアムスン、早川書房 ハヤカワ・SF・シリーズ) 1965
- 『未知の地平線』(ロバート・A・ハインライン、早川書房 ハヤカワ・SF・シリーズ) 1965
- 『闇よ,つどえ』(フリッツ・ライバー、早川書房 ハヤカワ・SF・シリーズ) 1965
- 『アラベスク』(アレックス・ゴードン、早川書房 世界ミステリシリーズ) 1966
- 『アンダーストライク』(ジョン・ガードナー、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1966
- 『引き裂かれたカーテン』(リチャード・ワームザー、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1966
- 『秘密諜報員ジョン・ドレイク』(リチャード・テルフェア、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1966
- 『暗黒星雲のかなたに』(アイザック・アシモフ、角川文庫) 1967
- 『エーゲ海の民族文化』(デュラント、林靖共訳、日本ブック・クラブ、世界の歴史4) 1967
- 『ギリシア文明花咲く』(デュラント、大月邦雄共訳、日本ブック・クラブ、世界の歴史5) 1967
- 『ドーヴァー』1 - 2( ジョイス・ポーター、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1967
- 『イシュタルの船』(エイヴラム・メリット、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1968
- 『悩むウェイトレス』(E・S・ガードナー、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1968
- 『ハニー、ナチスに挑戦!』(G・G・フィックリング、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1968
- 『金属モンスター』(エイヴラム・メリット、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1969
- 『時の塔』(レイ・カミングズ、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1969
- 『金に憑かれた男たち』(アイヴァン・シェイファ、産業能率短期大学出版部、能大ビジネス・ノヴェルズ) 1970
- 『ダレルの動物散歩』(ジェラルド・ダレル、月刊ペン社) 1970
- 『ミサイルと罌粟』(J・サットン、産業能率短期大学出版部、能大ビジネス・ノヴェルズ) 1970
- 『ムーン・プール』(A・メリット、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1970
- 『環境の危機』(ハロルド・W・ヘルフリック Jr.編、産業能率短期大学出版部) 1971
- 『囁く国の動物たち』(ジェラルド・ダレル、月刊ペン社) 1971
- 『潜在能力を生かそう』(ハーバート・A・オットー、産業能率短期大学出版部) 1971
- 『日本海海戦 皇国の興廃、この一戦に在り』(ノエル・F.ブッシュ、サンケイ新聞社出版局、第二次世界大戦ブックス 別巻3) 1972
- 『ロンドン橋が落ちる』(ジョン・ディクスン・カー、早川書房、世界ミステリーシリーズ) 1973
- 『私という他人 多重人格の病理』(C・H・セグペン, H・M・クレックレー、講談社) 1973、のち+α文庫
- 『宇宙を駆ける男 精神分析医のドキュメント』(ロバート・リンドナー、金沢文庫) 1974
- 『死は名詞である』(ジョン・エム・ランゴーン、金沢文庫) 1974
- 「長い白雲の国」(ジェラルド・ダレル、筑摩書房、『ノンフィクション全集 7』) 1974
- 『わが心の牢獄』(バーバラ・エフ・ベンジガー、金沢文庫) 1974
- 『私の中の不思議な他人 多重人格女性の告白』(エヴリン・ランカスター、読売新聞社) 1974
- 『ナ・ダーム あなたの中の不思議な力』(L・チェーズ, C・キング、日本教文社) 1975
- 『犬』(ロバート・カルダー、サンケイ出版、サンケイノベルス) 1977
- 『私の自己と私 LSD-25の精神分析』(C・A・ニューランド、河野心理教育研究所出版部) 1977
- 『私は多重人格だった』(クリス・C・サイズモア, エレン・S・ピティロ、講談社) 1978
- 『気象戦争』(レオナード・レオックム, ポール・ポゾニック、広済堂出版) 1979
- 『スーパーマインド あなたは本当のあなたなのか』(V・ハワード、日本教文社、コズモブックス) 1980
- 『なぜあなたは我慢するのか エソテリックライフのすすめ』(V・ハワード、日本教文社、コズモブックス) 1980
- 『死の扉の彼方』(モーリス・ローリングズ、第三文明社) 1981
E・E・スミス
- 『宇宙のスカイラーク』(エドワード・E・スミス、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1966
- 『スカイラーク3』(エドワード・E・スミス、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1966
- 『最初のレンズマン』(エドワード・E・スミス、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1967
- 『ヴァレロンのスカイラーク』(エドワード・E・スミス、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1967
- 『三惑星連合』(エドワード・E・スミス、早川書房、ハヤカワ・SF・シリーズ) 1969
エリザベス・キューブラー=ロス
脚注
- ^ a b 日外アソシエーツ現代人物情報より
参考