岡村 みどり(おかむら みどり、1962年4月7日 - )は、神奈川県出身の日本の音楽家。音楽制作会社マニュアル・オブ・エラーズ・アーティスツ所属。
人物・来歴
1985年にスタディスト・アーティスト岸野雄一(ヒゲの未亡人)をはじめとする京浜兄弟社メンバーと出会ったことがきっかけで作曲を開始。岸野、松前公高とコンスタンス・タワーズ(後に Space Ponch に発展)を結成し、ライブ活動をナイロン100% や法政大学などで行う。この頃、「ANKO」というファッションブランドのショーでパフォーマー加藤真治とコラボレーションで演奏を行った。
1989年には、オムニバスCD『ハレはれナイト』(サエキけんぞうプロデュース/ソリッドレコード)、オムニバスCD『DRIVE TO HEAVEN』(玖保キリコ氏プロデュース/ WAVEレコード)、共にコンスタンス・タワーズで参加。1990年には映画「パンツの穴6・キラキラ星見つけた!」の音楽を担当(ただし、公式クレジットの音楽担当は岸野雄一のみ)。
以後、CF、映画音楽、TV番組劇伴の制作が増える。呉羽化学の「キチント」さんのCMソングは耳に残るメロディとして新聞、雑誌に取り上げられた。テレビのバラエティ番組に岡村自身が出演したこともある。ボーカルも岡村自身によるもの。元々は別な歌手が歌う予定だったが、仮歌で入れられた岡村自身の素朴な歌声が採用された。
1999年、岸野雄一、常盤響とのバンド、Space Ponch が「The World Shopping with Space Ponch」をトランソニックレコーズからリリース。1990年代に制作された「ブルースでなく」は生前のフランク・ザッパをはじめ、ヴァン・ダイク・パークス、ティム・バートン、ジム・オルークらの手にわたり話題となった幻の音源。[1]2012年にようやくCDとしてリリースされ、音楽誌で話題となった。
タイトルの「ブルースでなく」はブルースで泣く、の意ではなく、「ブルース・リーではなく、ミント・リー」の意味。岡村の別名義が Mint-Leeであることから命名された。[2]
映画
黒沢清監督作品
犬童一心監督作品
高瀬将嗣監督作品
佐々木浩久監督作品
TV
CM
その他
脚注
外部リンク