山本 崇一朗(やまもと そういちろう、1986年[2]5月30日[1] - )は、日本の漫画家[1]。香川県小豆島出身[3]。京都精華大学芸術学部卒業[4]。
経歴
片山ユキヲのアシスタントを経て、2011年の第69回小学館新人コミック大賞で佳作賞を受賞してデビュー[5]。
2013年、『ゲッサン』にて『からかい上手の高木さん』を連載開始[6]。同年、『ゲッサン』にて『ふだつきのキョーコちゃん』を連載開始[7]。2016年完結[8]。
2018年、『ゲッサン』にて『くノ一ツバキの胸の内』を連載開始[9]。2019年、『週刊少年マガジン』にて『それでも歩は寄せてくる』を連載開始[10]。同年、『別冊少年チャンピオン』にて連載開始の『怪獣のトカゲ』の原案を担当[11]。
2021年に『からかい上手の高木さん』で第66回小学館漫画賞(少年向け部門)を受賞した[12]。2023年、『からかい上手の高木さん』、『それでも歩は寄せてくる』完結[13]。
2024年、『ゲッサン』にて『マネマネにちにち』を連載開始[14]。
作風
思春期の男女のもどかしく、ほのぼのとした作風[15]。『からかい上手の高木さん』の高木さんや『ふだつきのキョーコちゃん』の札月キョーコのようにひたいが広いキャラクターが多いことが特徴[16][17]。山本は自身のTwitterでひたいの広いキャラである『アイドルマスター』の水瀬伊織のイラストをしばしば投稿しており、他にも同様の姿をしている『NARUTO -ナルト-』の春野サクラ、『シャーマンキング』の恐山アンナ、『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』のマリベル、『AKIRA』の島鉄雄やオリジナルキャラのイラストも見受けられる[16][17]。
作品リスト
漫画作品
連載
読み切り
- 歯は上に投げるもの(『月刊IKKI』2008年9月号) - 第33回 イキマン 受賞。『ロマンチック-山本崇一朗(裏)短編集-』に収録。
- この夏(『ヤングマガジン』2号、2008年12月) - 第59回 ちばてつや賞ヤング部門 大賞[21]。『ロマンチック-山本崇一朗(裏)短編集-』に収録。
- ロマンチック(『月刊IKKI』2010年5月号) - 『ロマンチック-山本崇一朗(裏)短編集-』に収録。
- ボクらの友情戦記(第27回 GET THE SUN新人賞 佳作[22]、2011年9月) - 『ロマンチック-山本崇一朗(裏)短編集-』に収録。
- ネコのオッサン(第69回 小学館新人コミック大賞 佳作[23]、2011年12月) - 『恋文-山本崇一朗短編集-』に収録。
- からかい上手の高木さん(『ゲッサン』2012年7月号)
- 恋文(『ゲッサン』2012年11月号) - 『恋文-山本崇一朗短編集-』に収録。
- まちにまったおとなりさん(『ゲッサン』2013年2月号) - 『恋文-山本崇一朗短編集-』に収録。
- 歩いて下校(『ゲッサンmini』1号〈『ゲッサン』2013年4月号 別冊付録〉) - 後の連載作品『あしたは土曜日』の前身となる作品。
- ササに願いを★(『ヤンマガサード』vol.7 2015年6月5日) - 『俺の100話目!!』シリーズ[24]。『恋文-山本崇一朗短編集-』に収録。
- 松本エーコは普通の子(『ゲッサン』2016年8月号[25]) - 『恋文-山本崇一朗短編集-』に収録。
- みならいウィッチ(『ゲッサン』2016年11月号[26]) - 『恋文-山本崇一朗短編集-』に収録。
- 怪獣のトカゲ(『週刊少年チャンピオン』2016年49号[27]) - 『恋文-山本崇一朗短編集-』に収録。
- 『ヤニねこ』おもしろ1pコラボ漫画[28](『週刊ヤングマガジン』2024年24号[29])
書籍
漫画単行本
その他
師匠
出典
外部リンク