山本 マサユキ(やまもと マサユキ、1968年1月28日 - )は、日本の漫画家、2022年日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員[1]。本名・山本昌幸。千葉県船橋市出身。東京都江東区在住
来歴
アフタヌーン四季賞佳作(1998年夏・1999年秋・2000年春)を経て2000年10月の週刊ヤングマガジン(YM)月間賞佳作入選を期に、12月増刊号YM GT(クルマ増刊)『ガタピシ車でいこう!!』で漫画家デビュー。同年YM本誌で連載を開始。2006年よりYM専属契約からフリーになり、以降も様々な誌面・媒体で活動。「ガタピシ車」シリーズはYM誌での連載終了後も自動車雑誌、WEBマンガ等で執筆中。
人物・エピソード
- エンスージアスト(自動車の愛好家)であり、大のレストア好きでもある。それらの知識や経験を活かし、旧車を題材にした作品を多数執筆している。古い自動車、壊れそうな自動車等の総称として「ガタピシ車」という単語を広めた。
- 東京デザイナー学院職員、グラフィックデザイナー、吹き付け塗装工、壁画描き、PCインストラクター、固定資産税調査員[2]等を経て、30歳の時に勤めていた塗装会社が倒産したのを期に漫画家を目指す。[3]
- 神奈川県横浜市鶴見町生まれ9歳の時に千葉県船橋市に転居。20歳で実家を出てから数年ごとに転居を繰り返している。2023年30回目の引越しを行なった。
- 塗装会社時代は公共事業の壁画を専門に施工、ダムや河川敷等日本中に作品が残る。山本マサユキ壁画の地図
- 2011年に板橋区の三軒長屋建築の廃屋を買い取り、自宅にセルフリフォームした。
- 2016年より自家焙煎「うずらコーヒー」の生産・販売を開始。(現在はイベント等のみでの販売)
- 2017年、一階にレンタルフォトスタジオ「イセッタスタジオ」を開設。名称は3輪自動車の「イセッタ」だがスタジオ内に展示されていたのは3輪自動車メッサーシュミットKR200であった(2022年6月閉鎖)
- 2023年、江東区の4階建廃ビルを購入、新たな拠点とする
- 2023年現在の所有車はスズキ エブリイDA52v、スズキ ジムニーJA22、BMW R90/6、BMW イセッタ300、バモスホンダTN360。過去にはFIAT PANDA、FIAT 500L、三菱 JEEP J36、RENAULT 4、メッサーシュミット KR200などを所有していた事が出版物等より確認できる。
- 新谷かおるのアシスタントをした事がある。[4]
- 山本がTwitterでフォローしたファン達から、愛車の故障報告が相次いだことから「#山本マサユキにフォローされると車が壊れる都市伝説」というタグが作られた。ネガティブな意味合いでは無くガタピシ車乗りの自虐ネタ(故障自慢)として使われている。
作品一覧
連載中
- 試乗天国(ヤンマガWEB)2022/7〜
- Webガタピシ車
- ガタピシ車おじさん危機一髪(ベストカー、 1巻〜)2021/8〜
- ガタピシ車おじさん危機一髪( 2巻)
連載終了
- ガタピシ車でいこう!!(週刊ヤングマガジン、全4巻)
- ガタピシ車でいこう!! 迷走編(週刊ヤングマガジン、全4巻)
- ガタピシ車でいこう!! 暴走編(週刊ヤングマガジン、全4巻)
- 六本木リサイクルショップシーサー(週刊ヤングマガジン、単巻)
- ヘブンズ・ドライブ(オースーパージャンプ、単巻)
- 妹あいどる(別冊ヤングマガジン、単巻)
- 痛車でいこう!!(週刊ヤングマガジン、単巻)
- 奇食ハンター(ガタピシ車でいこう!!暴食編)(週刊ヤングマガジン、全5巻)
- タチコマなヒビ(月刊ヤングマガジン→マンガボックス 全8巻)
- ロジコマンガ(月刊ヤングマガジン)
- 日本裏名車道(ベストカー)2002年8月10日号〜2007年3月
- ライフ・オブ・セブンスリット(ジープイラストレイテッド)
- ガタピシXでいこう!(ニューモデルマガジンX、全1巻) 2013/7〜2014/7
- コダワリ中古車GET!! シリーズ(SAN-EI MOOK、全9巻 )※漫画数ページと一部イラストを担当。2010/3
- JEEPLIFE(桜花出版)2015/11~2016/11
- うずらのカフェで会いましょう (ヤングジャンプコミックスDIGITAL、全1巻) 2016/5〜2017/3
- ガタピシ車でコネクト!(マンガコネクト、Kindle版全2巻)2018/8〜2019/4
- 100万円で家を建てる(ヤンマガWEB、 1巻〜)2021/2〜7
その他
映像化電子書籍
脚注
外部リンク