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この項目では、山形市立の病院について説明しています。山形市にある済生会の病院については「山形済生病院」をご覧ください。 |
山形市立病院済生館(やまがたしりつびょういんさいせいかん)は、山形県山形市にある医療機関。山形市立済生館条例(昭和41年12月21日条例第52号)により設置された、山形市が運営する病院である。
概要
1873年6月に天童村(現:天童市)創設された私立病院を起源とする。済生館の命名は三条実美である。
1904年4月、病院施設が山形市に移譲され、山形市立病院済生館となる[1]。またその際、管理者の呼称を院長から館長に改めた[注釈 1]。
1992年7月、現在地に所在した旧病院が老朽化したことや、医療設備等を刷新することを目的に病院区域を拡張し整備を進めた第一期工事が完工。同年10月、地上12階、地下2階からなる新病院が開院した[1]。1994年には、立体駐車場、公共駐輪場、親水空間などを整備した第二期工事が完工[1]。同年10月、新病院新築落成式を挙行した。
村山二次保健医療圏における地域医療支援病院の承認を受けるほか、地域がん診療連携拠点病院、エイズ治療拠点病院、災害拠点病院の指定を受ける。
山形市は2023年2月8日、2030年度に現在の建物が法定耐用年数を迎える事から、現在の敷地内に新病院を建設する方針を明らかにした。新病院の建設は、山形市が所有する大沼旧山形本店の解体と合わせて実施される「七日町一丁目再開発計画」の一環で実施される[2][3]。
診療科
医療機関の指定等
先進医療
関連施設
- 山形市立病院済生館高等看護学院設置条例(昭和41年12月21日条例第53号)により設置された看護師養成所(3年課程)である。住所は病院と同じである。
交通アクセス
脚注
注釈
- ^ 管理者を館長と呼ぶ医療機関は、ほかに佐賀県医療センター好生館がある。
出典
参考文献
- 山形放送株式会社新版山形県大百科事典発行本部事務局編 『新版山形県大百科事典』 山形放送、1993年。
外部リンク