小楢山(こならやま)は、山梨県山梨市(旧東山梨郡牧丘町)にあり奥秩父山地の南(西)部に位置する山である。古那羅山とも記される。標高は1,713m。山梨百名山。焼山峠の登山口に子授地蔵(こさずけじぞう)がある。的石、幕岩(黎明岩)、天狗岩、御座石、屏風岩、羅漢岩、薬石門という名の岩・石がある。一杯水という名の水場がある。父恋し路、古那羅道(母恋し路)という名の登山道がある。山頂には、錫杖ヶ原(しゃくじょうがはら)という野原(カヤトの原)があり、レンゲツツジなどが咲く。夢想国師が修行したという伝説がある。
登山
小楢山には、焼山峠から登るコース、鼓川温泉から登るコース、牧丘から父恋し道母恋し道を登るコースがある。焼山峠から登る登山道は、山頂まで約2時間で到着できる。[1]
山頂は広く、南側にひらけていて、正面には富士山、眼下には甲府盆地の東に位置する地域が見下ろせる。[1]
隣接する山
交通
焼山峠に駐車場がある。
関連項目
宿泊施設
- 小楢峠から入るなら、南東にオーチャードヴィレッジ・フフという宿泊・飲食施設がある(問合せ先)。
温泉
脚注
- ^ a b 征, 大内. “テーマで歩く山の旅 #06 小楢山×夢窓疎石”. 山旅旅. 2020年10月12日閲覧。
外部リンク