小平駅
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この項目では、東京都小平市にある駅について説明しています。北海道留萌郡小平町にあった国鉄羽幌線の「おびらえき」については「小平駅 (北海道)」をご覧ください。 |
小平駅(こだいらえき)は、東京都小平市美園町一丁目にある、西武鉄道の駅である。駅番号はSS19。
新宿線と拝島線が乗り入れている。拝島線は当駅が起点であるが、拝島線からは新宿線西武新宿駅方面へ直通する列車が多数運行されている。
以前は隣の萩山駅で拝島線と交差する多摩湖線西武遊園地(現・多摩湖)駅方面からの列車の大多数も、拝島線を経由して当駅まで乗り入れていた。2013年3月16日のダイヤ改正により当駅からの多摩湖線直通列車は大幅に削減されたが、車内放送での乗り換え案内はされている。(詳細は後述)
年表
駅構造
島式ホーム2面4線の地上駅で、橋上駅舎を有する。西武新宿側の上下線間に8両編成まで対応する引き上げ線があり、所沢・拝島側で新宿線下りと拝島線上りの線路は平面交差している。その北側には拝島線上り線から下り線への片渡り線もあり、主に早朝や深夜に設定される当駅発着の10両編成の列車がここを通過して1番ホームへ直接進入する。2011年現在のダイヤでは、下り本川越方面と拝島方面は主に当駅で接続する。上り本線と拝島線からの列車は当駅または田無駅で接続する。
2006年(平成18年)12月、下り線ホームに待合室が設置された。
各ホームと改札内コンコースとの間は、階段のほかエレベーター・エスカレーターにより連絡している。このほか、南口・北口地上部と改札階を
連絡するエレベーターも設置されている。
トイレは改札内コンコース部に立地し、多機能トイレを併設する。
のりば
- 奇数番線に拝島線方面に出入りする列車が、偶数番線に新宿線本川越方面へ出入りする列車が発着し、当駅で終日所沢・本川越方面の電車と拝島方面の電車が相互接続を行う。なお、拝島線からの当駅止まりの列車は原則3番線に到着し回送となる[注釈 1]。
- 2013年3月16日実施のダイヤ改正で、多摩湖線のワンマン運転区間が拡大し、当駅に発着する多摩湖線の列車は平日・土休日ダイヤ共に折り返しが西武新宿発着の列車のみに限られる。このため、上記の列車以外で当駅から八坂・多摩湖方面へ向かう場合は、1駅先の萩山駅で乗り換えが必要になる。
- 下りの「拝島ライナー」は当駅から先の拝島方面が乗車券のみで利用可能となり、全てのドアが開く。
利用状況
- 西武鉄道 - 2023年度の1日平均乗降人員は34,510人である[西武 1]。
- 西武鉄道全92駅中25位。
近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通り。
年度別1日平均乗降人員[* 1][* 2]
年度
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1日平均 乗降人員
|
増加率
|
1997年(平成09年)
|
35,582
|
|
1998年(平成10年)
|
35,213
|
−1.0%
|
1999年(平成11年)
|
35,178
|
−0.1%
|
2000年(平成12年)
|
35,171
|
−0.0%
|
2001年(平成13年)
|
35,371
|
0.6%
|
2002年(平成14年)
|
35,417
|
0.1%
|
2003年(平成15年)
|
36,305
|
2.5%
|
2004年(平成16年)
|
36,261
|
−0.1%
|
2005年(平成17年)
|
36,032
|
−0.6%
|
2006年(平成18年)
|
35,973
|
−0.2%
|
2007年(平成19年)
|
37,308
|
3.7%
|
2008年(平成20年)
|
38,128
|
2.2%
|
2009年(平成21年)
|
37,879
|
−0.7%
|
2010年(平成22年)
|
37,344
|
−1.4%
|
2011年(平成23年)
|
36,533
|
−2.2%
|
2012年(平成24年)
|
37,164
|
1.7%
|
2013年(平成25年)
|
37,951
|
2.1%
|
2014年(平成26年)
|
37,839
|
−0.3%
|
2015年(平成27年)
|
38,405
|
1.5%
|
2016年(平成28年)
|
38,898
|
1.3%
|
2017年(平成29年)
|
39,461
|
1.4%
|
2018年(平成30年)
|
39,464
|
0.0%
|
2019年(令和元年)
|
38,780
|
−1.7%
|
2020年(令和02年)
|
[西武 2]28,336
|
−26.9%
|
2021年(令和03年)
|
[西武 3]30,576
|
7.9%
|
2022年(令和04年)
|
[西武 4]33,184
|
8.5%
|
2023年(令和05年)
|
[西武 1]34,510
|
4.0%
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近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。
年度別1日平均乗車人員[* 3]
年度 |
新宿線 |
拝島線 |
出典
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1992年(平成04年)
|
14,378
|
2,852
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[東京都統計 1]
|
1993年(平成05年)
|
14,142
|
2,926
|
[東京都統計 2]
|
1994年(平成06年)
|
14,400
|
3,027
|
[東京都統計 3]
|
1995年(平成07年)
|
14,642
|
3,085
|
[東京都統計 4]
|
1996年(平成08年)
|
14,551
|
3,164
|
[東京都統計 5]
|
1997年(平成09年)
|
14,414
|
3,345
|
[東京都統計 6]
|
1998年(平成10年)
|
14,132
|
3,405
|
[東京都統計 7]
|
1999年(平成11年)
|
14,115
|
3,413
|
[東京都統計 8]
|
2000年(平成12年)
|
14,058
|
3,458
|
[東京都統計 9]
|
2001年(平成13年)
|
14,195
|
3,370
|
[東京都統計 10]
|
2002年(平成14年)
|
14,208
|
3,364
|
[東京都統計 11]
|
2003年(平成15年)
|
14,470
|
3,626
|
[東京都統計 12]
|
2004年(平成16年)
|
14,444
|
3,671
|
[東京都統計 13]
|
2005年(平成17年)
|
14,255
|
3,756
|
[東京都統計 14]
|
2006年(平成18年)
|
14,238
|
3,707
|
[東京都統計 15]
|
2007年(平成19年)
|
14,601
|
4,049
|
[東京都統計 16]
|
2008年(平成20年)
|
14,827
|
4,258
|
[東京都統計 17]
|
2009年(平成21年)
|
14,707
|
4,263
|
[東京都統計 18]
|
2010年(平成22年)
|
14,370
|
4,373
|
[東京都統計 19]
|
2011年(平成23年)
|
14,057
|
4,287
|
[東京都統計 20]
|
2012年(平成24年)
|
14,271
|
4,378
|
[東京都統計 21]
|
2013年(平成25年)
|
14,666
|
4,405
|
[東京都統計 22]
|
2014年(平成26年)
|
14,633
|
4,378
|
[東京都統計 23]
|
2015年(平成27年)
|
14,869
|
4,418
|
[東京都統計 24]
|
2016年(平成28年)
|
15,055
|
4,471
|
[東京都統計 25]
|
2017年(平成29年)
|
15,249
|
4,559
|
[東京都統計 26]
|
2018年(平成30年)
|
15,277
|
4,532
|
[東京都統計 27]
|
2019年(令和元年)
|
14,995
|
4,467
|
[東京都統計 28]
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駅周辺
南口ロータリーにあるFC東京創設20周年記念モニュメント
小平市の代表駅であるが、当駅は市域の北西端に位置し、100mほど西側に東村山市との市境がある。主に南口側に商業施設が多く立地する。市役所など官公庁施設の多くは1.2km離れた多摩湖線青梅街道駅周辺に集積している。
東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の新小平駅へは、青梅街道駅から徒歩で約10分、または小平駅南口から運行している路線バスで行くことができる[注釈 2]。
南口
北口
駅北口周辺は道幅が狭いうえに、病院・工場・霊園があることから通勤・受診・見舞い・墓参による人通りが多い。そのため、駅北口ロータリーの設置が計画され、さらにそこから東京街道と交差し、東京都道5号新宿青梅線新青梅街道の柳窪交差点付近まで道路を敷設する「小平都市計画道路3・4・19号小平駅久留米線」が小平市の第三次事業計画による優先整備路線に選定されている[3]。
バス路線
駅南口ロータリーに小平駅南口(西武バス、銀河鉄道)、小平駅前(都営バス)停留所があり、以下の路線が乗り入れている。
このほか、駅から700メートル南側の青梅街道上に小平駅入口停留所も存在する。
コミュニティタクシー
駅北口・小平駅前郵便局奥に、小平市コミュニティタクシー『ぶるべー号』の「小平駅入口」という名の乗降場を設けている。なお、古くから駅南口・青梅街道付近に存在している路線・コミュニティバス「小平駅入口」バス停とは「同一名称の、全く異なる地点の公共交通機関の乗降場」であるので、注意が必要である[5]。
- 小平市コミュニティタクシー「ぶるべー号」:大沼ルート 昭和病院、他方面
隣の駅
- 西武鉄道
- 新宿線
- ■快速急行・■通勤急行
- 通過
- ■急行・■準急・■各駅停車
- 花小金井駅 (SS18) - 小平駅 (SS19) - 久米川駅 (SS20)
- なおかつては、花小金井駅との間に東小平駅が存在した。
- 拝島線
- ■拝島ライナー(下りは当駅以遠の拝島線内は座席指定券不要、上りは乗車専用)
- 高田馬場駅(新宿線)(SS02) - 小平駅 (SS19) - 萩山駅 (SS30)
- ■急行・■準急・■各駅停車(拝島線内はいずれも各駅に停車)
- 花小金井駅(新宿線)(SS18) - 小平駅 (SS19) - 萩山駅 (SS30)
脚注
注釈
- ^ 回送先は、8両以下の編成の場合は当駅の引き上げ線または田無駅・上石神井駅が多い。拝島ライナー運用のある40000系を含む10両編成は、当駅の引き上げ線が有効長の関係で使用できず、田無駅・上石神井駅または西武新宿駅まで回送される。
- ^ 西武バスの小平営業所行もしくは都営バスの青梅車庫行。ただし前者は出入庫便のため運行間隔にばらつきがあり、後者はもともとの本数が少ない。
出典
- 私鉄の統計データ
- 東京都統計年鑑
- 西武鉄道の1日平均利用客数
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 小平駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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