『天の川』(あまのがわ)は、1918年(大正7年)7月に福岡県出身の俳人の吉岡禅寺洞により創刊された俳句雑誌。
歴史
1918年創刊。1944年(昭和19年)2月に一時休刊となり、1947年(昭和22年)8月に復刊し、1961年(昭和36年)8月に廃刊となった。初期は1897年(明治30年)に柳原極堂が創刊した『ホトトギス』に倣い、芝不器男や富安風生、横山白虹を育てた。
1935年(昭和10年)頃より無季俳句[1]を掲載するようになり白虹、篠原鳳作、北垣一柿が活躍し、日野草城の『旗艦』、水原秋櫻子の『馬酔木』と並んで新興俳句運動の三本柱となった。
戦後は自由律俳句も取り入れ、一柿や片山花御史が活躍した。
脚注・参考文献
- ^ 天の川とは - コトバンク、2013年1月30日閲覧。