壱岐高等家政学院

壱岐高等家政学院(いきこうとうかせいがくいん)は、かつて長崎県壱岐市にあった私立高等専修学校(女子校)。

壱岐市唯一の私立専修学校として、戦後60年余り、壱岐における女子教育に貢献したが、2006年平成18年)に休校し、2009年(平成21年)に廃止が承認された[1]。壱岐市の女子中学生にとっては、中学卒業後の進路の選択肢の1つとなっていた[2]

概要

所在地
〒811-5133 長崎県壱岐市郷ノ浦町本村触668
設置学科
被服科
校訓
「恥を知れ」
生活信条
「誠実、明朗、礼節、責任、根性」
校歌
2番まである。

沿革

  • 1948年昭和23年) - 大澤静枝が壱岐郡芦辺町(現・壱岐市)国分に「静修女塾」を開設。
  • 1949年(昭和24年) - 郷ノ浦町(現・壱岐市)の現在地に移転新築。
  • 1959年(昭和34年) - 「静修技芸女学院」に改称。
  • 1960年(昭和35年) - 「壱岐高等技芸学院」に改称。
  • 1978年(昭和53年) - 「壱岐高等家政学院」(本科3年、専攻科2年)に改称。
  • 2006年(平成18年) - 休校。
  • 2009年(平成21年) - 廃止が認可される。

学院長

  • 初代 - 大澤静枝
  • 2代 - 大澤京子

アクセス

周辺

参考資料

  • 「郷ノ浦町史」(1998年(平成10年)6月発行、編集・郷ノ浦町史編纂委員会、出版・郷ノ浦町教育委員会)

関連項目

脚注

  1. ^ 第234回長崎県私立学校審議会会議結果(PDF)、2012年3月17日閲覧。
  2. ^ 中学卒業後に壱岐島内で進学できる学校は他に長崎県立壱岐高等学校長崎県立壱岐商業高等学校の県立高校が2校ある。

外部リンク