増田一眞

増田 一眞(ますだ かずま、1934年 - 2023年)は、日本の構造家広島県生まれ。

増田一眞
生誕 1934年(昭和9年)1月1日
広島県
死没 2023年(令和5年)1月13日
千葉県松戸市
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京工業大学工学部建築学科
東京大学生産技術研究所田中研究室
職業 構造家
受賞 第1回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞
第7回国土技術開発賞最優秀賞
第14回技術・科学図書文化賞(1998年)
第15回松井源吾賞(2005年)
日本建築学会賞教育賞(2015年)
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経歴

1958年、東京工業大学工学部建築学科卒業松村組に勤務し、1961年に東京大学生産技術研究所田中尚研究室に所属。

1964年に、増田建築構造事務所を設立し活動を展開する。 主な構造作品に、ICU理学本館、鎌倉雪ノ下教会、筑波第一小学校体育館、熊本機能病院、天竜原木センターなどがある。

主な受賞

主な構造設計作品

  • 1966年 「国際キリスト教大学」 稲富昭建築設計事務所
  • 1966年 「広瀬邸」 広瀬鎌二
  • 1974年 「都立江東図書館」 設計計画研究所
  • 1974年 「筑波大学開学記念会館」下山眞司
  • 1980年 「熊本機能病院」URU建築総合研究所
  • 1981年 「天竜市林業総合センター」辻垣建築設計事務所
  • 1981年 「嘉手納町舎・町民会館」二基設計
  • 1982年 「鎌倉雪ノ下教会」稲富昭建築設計事務所
  • 1983年 「横浜市新治小学校」増沢洵建築設計事務所
  • 1986年 「筑波第一小学校体育館」下山眞司
  • 1994年 「ウェスレアン・ホーリネス淀橋教会堂」稲富昭建築設計事務所
  • 2001年 「大洲城 天守」株式会社間組、 三宿工房 竹林舎、 前川建築研究所
  • 2002年 「西袋中学校体育館」保坂陽一郎建築研究所
  • 2003年 「勝山館跡ガイダンス施設」文化財保存計画協会+広瀬研究室
  • 2003年 「レストランアーティチョーク」柳沢孝彦+TAK研究所
  • 2004年 「湖北 白ばら学園」アトリエ ヨシダ
  • 2006年 「仁井田中学校屋内運動場」保坂陽一郎建築研究所
  • 2006年 「四国鉄道文化館」和田建築設計工房
  • 2008年 「鶴居小学校屋内運動場」松山・DAN設計業務共同企業体
  • 2008年 「国際教養大学多目的ホール」環境デザイン研究所
  • 2014年 「鳥取城 太鼓御門」文化財保存計画協会
  • 2014年 「長沼小学校屋内運動場」保坂陽一郎建築研究所

主な著作

  • 『かたちのデータファイル』高橋研究室編 彰国社
  • 『木構造ー伝統構法を基本に考える現代木構造』建築資料研究社
  • 『建築構法の変革』建築資料研究社
  • 『架構のしくみで見る建築デザイン』 彰国社
  • 『一眞のほろ酔い随想』 青桐舎
  • 『新伝統木構造の展開』 東洋書
  • 『伝統木構法に学ぶ 構造と意匠の融合』 建築画報社

増田建築構造事務所出身の構造家