国鉄セム3750形貨車

国鉄セム3750形貨車
基本情報
車種 石炭車
運用者 鉄道省
運輸通信省
運輸省
日本国有鉄道
所有者 鉄道省
運輸通信省
運輸省
日本国有鉄道
旧形式名 セム1形(小倉鉄道)
セム1形、セムフ1形(産業セメント鉄道)
改造年 1943年昭和18年)
改造数 114両
消滅 1955年(昭和30年)
主要諸元
車体色
専用種別 石炭
軌間 1,067 mm
荷重 15 t
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国鉄セム3750形貨車(こくてつセム3750がたかしゃ)は、かつて、日本国有鉄道(国鉄)およびその前身である鉄道省等に在籍した15 t 積の石炭車である。

概要

1943年(昭和18年)5月1日に小倉鉄道が戦時体制により国有化され、小倉鉄道に在籍していたセム1形(小倉鉄道の形式名であり同名の鉄道省セム1形とは異なる。)110両(セム1 - セム110)は新形式名セム3750形(セム3750 - セム3859)に改められた。中途半端な形式番号であるが当時鉄道省にはセム3700形(セム3700 - セム3711)が在籍していた為その続番と思われる。

同年7月1日には更に産業セメント鉄道が国有化されセム1形(産業セメント鉄道の形式名であり同名の鉄道省セム1形とは異なる。)3両(セム1 - セム3)セムフ1形1両(セムフ1)が本形式に編入(セム3860 - セム3863)された。

以上合計114両のセム3750形全車が門司鉄道局へ配属され運用された。

戦後の1947年(昭和22年)5月に「貨車特別廃車」の対象形式に指定され、1955年(昭和30年)11月15日に最後まで在籍した2両(セム3803・セム3825)が廃車になり同時に形式消滅となった。

注釈

出典

参考文献

  • 鉄道史料編集スタッフ『鉄道史料 第38号』(初版)鉄道史資料保存会、1985年5月。 
  • 貨車技術発達史編纂委員会『日本の貨車-技術発達史-』(初版)日本鉄道車輌工業会、2008年3月1日。 

関連項目