国民議会(こくみんぎかい、ベラルーシ語: Нацыянальны сход Рэспублікі Беларусь)は、ベラルーシの立法府である。
概要
上院に相当する共和国院と、下院に相当する代表者院で構成される二院制の議会である[1]。議案の先議権は下院が有する。
ただし、ベラルーシの政治体制はアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の支配下にあり、議会による立法の承認よりも大統領令が重要となるため、国民議会はゴム印議会(英語版)と言われている[2]。
2019年の選挙以降は議員全員がルカシェンコ支持者で占められた為、反対票が出ることは少なくなった[3]。
歴史
1996年の憲法改正により、それまでベラルーシの立法府であった最高会議(ロシア語版)が廃止され設置された。
脚注
出典
関連項目
外部リンク