『哀しみの街かど 』(原題:The Panic in Needle Park )は、1971年 制作の、ジェームズ・ミルズ の同名小説を原作としたアメリカ合衆国の映画 。
“ニードル・パーク”という、1970年代に麻薬常習者が屯し、麻薬の売り買いが行われていた公園での出来事を描く[ 2] 。
主演は、アル・パチーノ 、キティ・ウィン 。
あらすじ
中絶手術 を受けて衰弱したヘレンは、やっとの思いで同棲相手の画家マーコのアトリエへたどり着く。だが2人の愛は冷め切っており、マーコにマリファナを売りに来たボビーは、弱ったヘレンに優しく寄り添う。その後、ヘレンは出血で病院に入院。退院の日、彼女を出迎えたのはボビーだった。ボビーに惹かれていくヘレンだが、彼はヘロイン中毒者であり、ボビーはヘレンを麻薬常習者の集まる公園“ニードル・パーク”に連れて行く。やがてヘレンは麻薬を使用するようになり、二人は堕ちて行くのだった。
キャスト
受賞
この映画でキティ・ウィンが第24回カンヌ国際映画祭 の女優賞 を受賞した。
脚注
^ Solomon, Aubrey. Twentieth Century Fox: A Corporate and Financial History (The Scarecrow Filmmakers Series) . Lanham, Maryland: Scarecrow Press, 1989. ISBN 978-0-8108-4244-1 . p256
^ Greenspun, Roger (1971年7月14日). “Screen: Schatzberg's ‘The Panic in Needle Park’” (英語). The New York Times . ISSN 0362-4331 . https://www.nytimes.com/1971/07/14/archives/screen-schatzbergs-the-panic-in-needle-park-drug-addicts-trapped-on.html 2019年4月26日 閲覧。
関連項目
外部リンク