呉 俊宏(ご としひろ、1966年1月27日 - )は、神奈川県出身の元プロ野球選手(投手)。
来歴・人物
両親は台湾出身で後に日本へと帰化している[1]。
小学生の時から軟式野球をやっており、法政二高時代は軟式野球部で3年連続県大会で優勝、法政大学時代は野球から離れていたが3年次から準硬式野球部に所属する[1]。2年間で11勝1敗、防御率1.28[1]。
硬式野球の経験はなかったものの、左腕投手が手薄だったチーム事情もあって1987年オフにドラフト外で横浜大洋ホエールズに入団[1]。
しかし、プロ入り後は伸び悩み、結果が出ないまま1991年シーズン途中に藤野正剛選手との交換トレードで西武ライオンズに移籍[1]。1994年にはイースタン・リーグ記録となる145イニングを投げたが、同年限りで現役を引退した[1]。
引退後は台湾へ語学留学した。現在は、家業の貿易業を継いでいる。
選手としての特徴
上手投げで球に角度がある上、腕が少し遅れ気味に出るため打者はタイミングが会わせにくい。縦の大きなカーブと落ちるシュート、スライダーがある。
詳細情報
年度別投手成績
記録
背番号
- 34 (1988年 - 1989年)
- 59 (1990年 - 1991年途中)
- 56 (1991年途中 - 同年終了)
- 51 (1992年 - 1994年)
脚注
- ^ a b c d e f g プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、212ページ
関連項目
外部リンク