名古屋市立天神山中学校(なごやしりつ てんじんやまちゅうがっこう)は、愛知県名古屋市西区天神山町にある名古屋市立中学校。
教育目標
- 校訓として「創造」・「敬愛」・「誠実」の三点を掲げている[WEB 2]。
歴史
1947年(昭和22年)4月1日、新学制の成立に伴い名古屋市立天神山中学校として創立された。校地は当時名古屋市立第二商業高等学校と称していた名古屋市立西陵高等学校の一部に設定され、旧武道場の建物と戦時中には兵舎として流用されていた校舎を間借りし、授業を行ったという。
しかし、この名古屋市立天神山中学校は翌年9月30日をもって廃校となり、翌日浄心中学校とともに名古屋市立西浄中学校として統合されることとなった。名称は浄心の西に位置することによるという。旧浄心中学校の校地に置かれた西浄中学校は、生徒数は3000人に迫り、職員数は90人という巨大中学校となった。『愛知県小中学校誌』(1957年)は「教育以前の奇形学校」と評している。
この状況は長くはもたず、1950年(昭和25年)3月1日という西浄中学校第1回卒業式を目前とした時期に浄心中とは袂を分かち、再び名古屋市立天神山中学校が設置されることとなった。校地は一時名古屋市児玉倉庫に移った。同年11月には現在の校地に独立校舎が竣工し、名実共に独立を果たした。
沿革
生徒会活動・部活動
委員会活動
2018年(平成30年)度現在、以下の委員会でそれぞれ活動している。
- 図書委員会
- 放送委員会
- 体育委員会
- 保健委員会
- 美化委員会
- 生活委員会
- 給食委員会
- 選挙管理委員会
[WEB 4]。
部活動
2022年度現在
運動部
文化部
[WEB 5]。
通学区域
- 名古屋市西区
生徒数の変遷
『愛知県小中学校誌』(2018年)によると、生徒数の変遷は以下の通りである。
1947年(昭和22年)
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542人
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1957年(昭和32年)
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2013人
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1967年(昭和42年)
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1453人
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1977年(昭和52年)
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1235人
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1987年(昭和62年)
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856人
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1997年(平成9年)
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510人
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2007年(平成19年)
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370人
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2017年(平成29年)
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364人
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交通
著名な出身者
脚注
WEB
文献
参考文献
- 愛知県小中学校長会 編『愛知県小中学校誌』愛知県教育振興会、1957年6月12日。
- 名古屋市立小中学校長会 編『名古屋市立小中学校長会 40周年記念誌』名古屋市立小中学校長会、1988年3月29日。
- 六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌 合同記念誌編集特別委員会 編『六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会・名古屋市立小中学校長会、2018年2月15日。
関連項目
外部リンク