吉祥寺アニメワンダーランド(西暦)(きちじょうじアニメワンダーランド)は、東京都武蔵野市吉祥寺の吉祥寺駅周辺で開催されるアニメ関連のイベント。毎年10月の第1・第2土曜日・日曜日を中心に開催されている(ただし第1週の土・日曜日が9月末の場合もある)。
概要
著名な漫画家が多く在住するほかに、アニメーション制作会社が多く所在し、数々のアニメの舞台ともなっている吉祥寺ならではの特性を生かし、武蔵野市、吉祥寺の商店会、アニメ制作会社、アニメ作家らが一体となり、1999年、吉祥寺駅開業100周年記念事業として開催された。以後、毎年秋の恒例となっている。
イベントは期間中、主に『吉祥寺アニメーション映画祭』、アニメ作品上映、アニメ作家や声優、アニソン歌手らが出演するステージイベント、ワークショップ(プラモデル教室)、物販、おもちゃ市場などで構成される。
入場料金は、メインイベントである『吉祥寺アニメーション映画祭』は有料、それ以外は無料である。
通年、10月第1・2週の土・日と体育の日に開催されている[1]。
主な会場
メインビジュアル
毎年、吉祥寺在住またはゆかりのある漫画家やアニメーターがアニメ制作会社と協力してポスターデザインを手掛けている。
これまでに、以下の漫画家・アニメーターとその作品が採用されている。
吉祥寺アニメーション映画祭
吉祥寺アニメーション映画祭(きちじょうじアニメーションえいがさい)は、吉祥寺在住の編集家・竹熊健太郎の提唱により「少人数で制作されたアニメーション作品を積極的に評価したい」をコンセプトに、吉祥寺に本社を置くアニメーションスタジオのクリエイターとともに、技術偏重に陥りがちな少人数制作のアニメーション作品を、面白いものであれば積極的に評価を与えようという趣旨のもと、2005年からスタートしたアニメ映画祭[3]。
初年度のタイトルは『吉祥寺アマチュアアニメーション映画祭』であったが、2006年より現在のタイトルとなった。
竹熊のほか、氷川竜介、津堅信之らが審査員を務めている。
賞
受賞作品
- 第10回(2014年)[3]
- 一般部門グランプリ:「小さな庭園」斎藤俊介
- ギャグアニメ部門グランプリ:該当作品なし
- 優秀賞:「DE RIRIA SUBASU TAIMU」ひだかしんさく[4]
- 審査員特別賞
- 「戯言スピーカー」牧野惇
- 「ThroughTheWindows」佐藤美代
- STUDIO 4℃賞:「DE RIRIA SUBASU TAIMU」ひだかしんさく[4]
- コアミックス賞:「戯言スピーカー」牧野惇
- スタジオディーン賞:「ハロウシンパシー」デコボーカル
- ジブリ美術館賞:「ECIRAVA」金子大祐(デジタルハリウッド大学)[5]
- PRODUCTION I.G賞:「GYRΦ」円香
関連項目
脚注・出典
外部リンク