吉田 三郎兵衛[1](よしだ さぶろうべえ、1860年5月21日(万延元年4月1日)[2] - 没年不明)は、日本の醤油醸造家、神奈川県多額納税者[3]、政治家(神奈川県橘樹郡郡会議員[4]、大綱村村長[4])。弟は貴族院議員の上郎清助[5]、貿易商で貴族院議員の磯野庸幸。
人物
武蔵国橘樹郡大豆戸村(現・神奈川県横浜市港北区大豆戸町)の人である[6]。三郎兵衛の長男[1]。吉田家は屋号を「堀上(ほりあげ)」といい、天保年間より醤油醸造業を営んでいた[4]。
醤油製造業を営み[7]、橘樹郡の郡会議員、大綱村村長、耕地整理組合長などを歴任した[4]。貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有した[2]。
脚注
参考文献
- 石原徳太郎編『大日本博覧絵』石原徳太郎、1889年。
- 交詢社編『日本紳士録 第29版』交詢社、1925年。
- 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
- 篠田皇民『自治団体之沿革 神奈川県名誉録』東京人事調査所、1927年。
- 交詢社編『日本紳士録 第36版』交詢社、1932年。
- 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937-1939年。