可児駅(かにえき)は、岐阜県可児市下恵土にある、東海旅客鉄道(JR東海)太多線の駅である。駅番号はCI02。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する[1]地上駅。互いのホームは跨線橋で結ばれている。構内トイレ(水洗式)は駅舎に隣接している。
JR東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、美濃太田駅が当駅を管理している。JR全線きっぷうりば・タッチパネル式自動券売機がある。起終点の美濃太田駅・多治見駅を除くと、太多線では唯一の自動券売機設置駅である。自動改札機は設置されておらず、エレベーターは東西自由通路と共同使用となっている。2013年(平成25年)3月に改札外にあったキヨスクの売店は営業を終了した。その後、キヨスクが取り壊され、自販機コーナーとなった。
2009年(平成21年)2月に2番線北側に引込線が新設され、旧引込線は撤去された。旧引込線上には、旧ホームと現1番線を区切る形で2010年(平成22年)3月にフェンスが設置された。TOICAの運用も同年に開始され、当駅は簡易改札機による対応となっている。
2011年(平成23年)6月現在、可児駅東土地区画整理事業に伴い駅前広場整備が行われている。利便性向上のため将来の橋上駅舎化も構想されていたが、事実上断念。東西連絡通路のみ建設されることとなり、2013年4月より西側、東側の順で地質調査が行われ、東西連絡通路の工事着手、2018年(平成30年)3月23日に供用開始となった。
のりば
2番線は、多治見方面への折り返しが可能な構造になっている。
利用状況
「岐阜県統計書」および「可児市の統計」によると、当駅の1日平均乗車人員は以下の通りに推移している。
- 2006年度 - 1,496人
- 2007年度 - 1,505人
- 2008年度 - 1,502人
- 2009年度 - 1,453人
- 2010年度 - 1,462人
- 2011年度 - 1,421人
- 2012年度 - 1,409人
- 2013年度 - 1,437人
- 2014年度 - 1,430人
- 2015年度 - 1,485人
- 2016年度 - 1,519人
- 2017年度 - 1,581人
- 2018年度 - 1,609人
隣接する名鉄新可児駅より利用客は少ないが、岐阜駅へは当駅からの方が所要時間が若干短い。
駅周辺
名鉄広見線新可児駅が隣接している。2つの駅舎の間には、JRの線路を越えるための自由通路がある(自由通路設置前は地下道が設置されていた)。駅前には腕木式信号機が保存されていた[1]が、2014年撤去された。駅舎の反対側には駐輪場がある。大型商業施設や官公庁などは比較的駅から遠い場所にあり、徒歩で10分程度要す。
バス路線
「可児駅」停留所にて、以下の路線バスやコミュニティバスが発着する。
隣の駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 太多線
- 下切駅 (CI03) - 可児駅 (CI02) - 美濃川合駅 (CI01)
脚注
関連項目
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