古田 博幸(ふるた ひろゆき、1971年10月22日 - )は、日本の男子バレーボール選手である。
来歴
福岡県直方市出身。先生に勧められて中学1年生からバレーボールを始める。
直方高等学校を経て、1990/91シーズン、高校卒業後に、日本実業団バレーボールリーグ(当時の2部リーグ)に所属する住友金属(後に住友金属ギラソール)に入団した[1]。チームは、1994年にVリーグに昇格した。1シーズンで降格となるが、1997年に復帰した。また、実業団リーグでは、1993/94シーズン、1996/97シーズンにスパイク賞を受賞した。1997/98シーズン、第4回Vリーグでサーブレシーブの日本記録を樹立し、サーブレシーブ賞を受賞[2]。
1998年3月、住友金属ギラソールが休部になり、同年、Vリーグ昇格を果たしたばかりの旭化成スパーキッズに入団[3]。
2006年5月、旭化成スパーキッズが休部となり、同年、V・プレミアリーグに昇格したばかりの大分三好ヴァイセアドラーに入団し、選手兼コーチとなった[4]。
2007年、2006/07シーズン終了をもって大分三好ヴァイセアドラーを退団し、V・プレミアリーグに在籍するパナソニックパンサーズのコーチに就任した[5]。
2010年8月、アジアカップの日本代表コーチを務めた[6]。同年、大分三好ヴァイセアドラーの監督に就任[6]。しかし、チームは3シーズン連続でV・プレミアリーグ最下位となり、チームを浮上させることは出来ず、2012/13シーズンは、V・チャレンジマッチでジェイテクトSTINGSに敗れ、V・チャレンジリーグ降格となってしまう。2013/14シーズン、V・チャレンジリーグで準優勝を果たしV・チャレンジマッチ出場を果たすも、FC東京に敗れプレミア復帰はならなかった。2013/14シーズンをもって監督を退任[7]。
2015年、パナソニックパンサーズに復帰し、コーチに就任[7]。チームは2度のリーグ優勝(V・プレミアリーグ、V.LEAGUE DIVISION1 MEN)の優勝を果たした。
2020年、2019/20シーズン終了をもってパナソニックを退団し、JTサンダーズ広島のコーチに就任した[8][2]。
2022年、2021/22シーズン終了をもってJTサンダーズ広島を退団し、V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)に在籍するVC長野トライデンツのコーチに就任した[9][10]。
所属チーム
選手歴
指導歴
受賞歴
脚注
- ^ 「住友金属」『月刊バレーボール臨時増刊 '91チームの顔』、日本文化出版、1991年1月、108頁。
- ^ a b “2020-21シーズン JTサンダーズ広島新体制のお知らせ”. JTサンダーズ広島 (2020年5月26日). 2020年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。
- ^ 「旭化成スパーキッズ」『月刊バレーボール臨時増刊 第5回Vリーグ観戦ガイドブック』、日本文化出版、1999年2月、44頁。
- ^ 「大分三好ヴァイセアドラー」『月刊バレーボール臨時増刊 Vリーグ観戦ガイドブック』、日本文化出版、2007年2月、94-95頁。
- ^ 「大分三好ヴァイセアドラー」『月刊バレーボール臨時増刊 Vリーグ観戦ガイドブック』、日本文化出版、2008年1月、75頁。
- ^ a b “新監督のお知らせ”. 大分三好ヴァイセアドラー (2010年8月20日). 2010年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。
- ^ a b “2015年度 新規加入スタッフ紹介”. パナソニックパンサーズ (2015年7月6日). 2022年11月13日閲覧。
- ^ “チームスタッフ契約満了のお知らせ”. パナソニックパンサーズ (2020年4月28日). 2022年11月13日閲覧。
- ^ “原秀治監督、古田博幸コーチ退部のお知らせ”. JTサンダーズ広島 (2022年4月26日). 2022年11月13日閲覧。
- ^ “新コーチ就任のお知らせ”. VC長野トライデンツ (2022年6月29日). 2022年11月13日閲覧。
外部リンク