内藤 初穂(ないとう はつほ、1921年1月3日 - 2011年10月20日)は、日本のノンフィクション作家。大日本帝国海軍技術大尉。父は仏文学者で『星の王子さま』の翻訳で知られる内藤濯。
略歴
逸話
- 吉村昭が『戦艦武蔵』を書く際に世話になったため、『星の王子の影とかたちと』には吉村の帯文がついている。
著書
- 『海軍技術戦記』(図書出版社、1976年)
- 『機密兵器奮竜』(図書出版社、1979年)
- 『つきとあそぼう』(絵・谷内こうた、至光社、1980年)
- 『桜花 非情の特攻兵器』(文藝春秋、1982年/中公文庫、1999年)
- 『狂気の海 太平洋の女王浅間丸の生涯』(中央公論社、1983年)
- 『軍艦総長 平賀譲』(文藝春秋、1987年/中公文庫、1999年)
- 『トーマス・B・グラバー始末 明治建国の洋商』(アテネ書房、2001年)
- 『星の王子の影とかたちと』(筑摩書房、2006年)
- 『戦艦大和へのレクイエム 大艦巨砲の技術を顧みる』(グラフ社、2008年)
編・訳
- リチャード・カーリントン『失われた動物』真城正明共訳、図書出版社、1978年)
- 内藤濯『星の王子パリ日記』グラフ社、1984年)
- 『平賀譲遺稿集』(出版協同社、1985年)
脚注