兒島 真二(こじま しんじ、1962年8月22日 – )は、地方競馬の佐賀競馬場中川竜馬厩舎に所属していた日本の元騎手である[1]。
来歴
鹿児島県鹿児島市出身。母が牧場関係者の知り合いで、そのつてで騎手を探していた水谷文平調教師に紹介される。中学卒業後、名古屋に上京。競走馬を見たのは名古屋に来てからだという[2]。
塚田隆男厩舎に所属し1981年6月22日[1]、名古屋競馬第2競走でハチノダービーに騎乗しデビューする。同年7月27日[1]に名古屋競馬第10競走でスルガパレスで優勝し初勝利を挙げる。
1983年1月5日、スーパーライト記念でシナノイチフジに騎乗し優勝、重賞初制覇を飾った。
1992年、愛知所属としてNARグランプリ優秀騎手賞を受賞。
1997年4月17日、名古屋競馬第5競走でヒミノムテキで優勝し、地方通算8153戦目で1000勝を達成。
2005年、名古屋競馬場で開催となったGIのJBCクラシックで地元馬のレイナワルツに騎乗し3着に入る[3]。
2010年7月1日、名古屋競馬第1競走でスウィングダンスに騎乗し、優勝。地方通算15899戦目で2000勝を達成する。
2013年6月7日に行われた東海ダービーでウォータープライドに騎乗し、優勝。デビューから33年目で念願のダービー制覇となった[4]。
2015年2月15日に所属を名古屋競馬から佐賀競馬に移籍、佐賀の中川竜馬厩舎所属となる[5]。同年4月4日の佐賀競馬第2競走でエリースプラッシュにで優勝し、移籍初勝利を挙げる[6]。
2019年11月4日、佐賀競馬第5競走でウサギノワルツに騎乗し1着。通算20837戦目で2500勝を達成した[7]。
2022年6月19日付けで騎手を引退することになった[8]。
主な騎乗馬
脚注
関連項目
外部リンク