倉地 学(くらち まなぶ、1969年11月27日 -)とは、地方競馬の名古屋競馬場所属の調教師、元騎手である。
来歴
1988年3月31日付けで地方競馬騎手免許を取得。レース初騎乗は同年4月17日、名古屋競馬第1競走ウメノキタカミ(6着)[2][3]。同年5月5日、通算13戦目[3]となる中京競馬第1競走でエルムに騎乗し、初勝利を挙げる[2][3]。
1989年8月27日、高知競馬場で行われた第4回全日本新人王争覇戦に出場(10人中9位)[4]。
1999年9月12日、阪神競馬第10競走の西脇特別(サラ系4歳以上500万円以下)でレディーグラスに騎乗し、中央競馬初騎乗(15頭立て11番人気14着)。
2002年、シンガポールで短期免許を取得し、同年11月2日第2競走で初騎乗(14頭立て11着)。同年12月20日まで騎乗し、26戦0勝。
2003年5月12日、名古屋競馬第10競走にて地方競馬通算500勝を達成[3]。2005年から2007年にかけ、名古屋競馬の成績上位の騎手によって争われる「名古屋リーディングジョッキーケンタウロスカップ」を連覇した[3]。
2007年5月25日、名古屋競馬第12競走のしゃくなげ特別(C1)をレスターパーソン(12頭立て1番人気)で優勝し、地方競馬通算800勝達成[5]。2008年10月24日、重賞のゴールドウィング賞にて地方競馬通算900勝を達成[6]。
2009年6月5日、第39回東海ダービーにおいて、子供のころからの夢であったというダービー優勝を果たす[7]。
2010年3月19日、名古屋競馬第2競走の3歳9組条件戦をリスキープラン(10頭立て1番人気)で優勝し、10584戦目で地方競馬通算1000勝を達成[8][3]。
2010年12月、調教師免許試験に合格[9]したことから、12月23日に開催された名古屋競馬を最後に騎手を引退した[2]。最後に所属した厩舎は櫻井今朝利厩舎である。22年8か月にわたる騎手生活[2]における通算成績は、地方競馬10995戦1058勝・2着948回・3着968回・勝率9.6%・連対率18.2%、中央競馬11戦0勝であった。
2011年1月12日、調教師として名古屋競馬第7競走においてチャンスメーカーで初出走(2着)。同年1月25日名古屋競馬第2競走においてキャプテンクックで初勝利を挙げる。
2013年4月8日、笠松競馬第9競走の新緑賞(SPⅡ)においてユーセイクインサーで重賞初勝利を飾る。
主な騎乗馬
出典:[1]
主な管理馬
脚注
関連項目
外部リンク