任 忠彬(イム・チュンビン、朝鮮語: 임충빈、1950年5月12日 - )は大韓民国の軍人、教育者。陸士29期。最終階級は陸軍大将。第39代陸軍本部参謀総長。
予備役編入後、忠南大学校客員教授、平和安保大学院講師などを務めている。
人物
忠清南道天安郡(現在の天安市)に生まれる。1968年、城南高校(朝鮮語版)を卒業後陸軍士官学校に入学。
陸士卒業後は主に捜索部隊での職を歴任し、中将進級と同時に陸軍第1軍団軍団長に就任。開城工業団地送電線の建設や地雷除去を支援した。韓国陸軍士官学校校長を経て第38代大韓民国陸軍参謀総長に就任。陸士校長から直接陸軍参謀総長への大抜擢は初のケースであった。
敬虔な仏教徒としても知られ、国軍仏教総信徒諮問委員もつとめた[2]。退官式も鷄龍台護国寺で行われた。
予備役編入後、忠南大学校客員教授、平和安保大学院「軍事戦略」科目の講義を担当し[3]、未来国防フォーラム議長を務めている[4]。
人物像
部下に激励の手紙を送り意見を聞いて回るなど、几帳面且つ温厚篤実な性格で知られ、「徳将」との呼び声が高かった[5]。
年譜
栄典
脚注