今八幡宮(いまはちまんぐう)は山口県山口市にある神社。山口総鎮守。別名は八幡さま。
祭神
歴史
(この節の主な出典[1])
創建年代は不詳だが、鎌倉時代の弘安年間(1278年 - 1287年)に大内弘成の娘に「今八幡殿」という名が見えることからそれ以前の創建である。初めに宇治皇子一座を祀り、今八幡宮と称した。文明3年(1471年)朝倉八幡宮(山口市)を大内政弘が合祀した。文亀3年(1503年)大内義興が社殿を造り替えた。幕末には社務所が八幡隊の屯所となっていた。
社名
「今」には「新しい」という意味があり、八幡神が祀られているので、「新しい八幡宮」という意味で「今八幡宮」と称した[2]。
社殿
- 本殿 - 三間社流造。拝殿、楼門とともに室町時代中期(15世紀末頃)の建立。本殿・拝殿・楼門は国の重要文化財に指定[3]。
境内摂社
(この節の主な出典[4])
- 八柱神社 - 今八幡宮氏子のうち、八ケ町内にあった摂末社八社を、1907年(明治40年)の内務省令により氏神神社に合祀、うち一社の社殿を現在の地に移設して八柱神社と称した。
- 大歳神社(上天花) - 天照大神・豊受大神・高皇産霊神・大歳の神
- 春日神社(八幡馬場) - 天児屋根命・市杵島姫命
- 荒高神社(荒高 ) - 菅原道真
- 恵比寿神社(中市) - 事代主神
- 大歳神社(糸米) - 天照大神・豊受大神・高皇産霊神・大歳の神
- 道祖神社(道祖町 ) - 猿田彦神
- 恵比寿神社(諸願小路) - 事代主神
- 杵築神社(天神通り) - 大国主命
祭事・年中行事
- 春祭 - 4月15日
- 秋祭(例祭) - 10月6日
文化財
- 重要文化財(国指定)
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- 山口市指定有形文化財
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所在地情報
- 所在地
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- 山口県山口市上宇野令828番地1(社殿)
- 山口県山口市八幡馬場22番地(社務所)
- 交通
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周辺
脚注
関連項目
外部リンク