京都精華大前駅(きょうとせいかだいまええき)は、京都府京都市左京区にある叡山電鉄鞍馬線の駅。叡山電鉄の中で最も新しい駅である。駅ナンバリングはE12。
駅名の通り、京都精華大学の最寄り駅である。駅ホームから大学の通用門にアクセスでき、キャンパスの中心部は大学の正門からよりも近い。まさに大学のための駅となっている。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ無人駅。両ホームは全体が上屋で覆われており、ホームごとに上屋や柱・壁のデザインを変えている。それぞれのホームに出入り口がある。
基本は無人駅であるが大学の繁忙期(入学式や受験時など)は係員が配置される。そのため係員の詰所が両出入口の脇にある。かつては鞍馬駅方面行ホームに自動改札機があったが現在では撤去されている。回数券の一部は大学構内にある売店で発売している。
両ホームと大学構内を結ぶ橋は「パラディオ橋」と呼ばれ、京都精華大学名誉教授の上田篤によって制作されたものである[5]。
下りホームから住宅地、上りホームから大学正門付近へはスロープでバリアフリーに対応しているが、反対側への移動は「パラディオ橋」のみによっており、構内や近隣には踏切がないので迂回しなければならない。
のりば
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
駅周辺
京都精華大学のある山の斜面の裾部分に位置している。上りホームは一部山の斜面に接している。駅の反対側は狭い谷間の農耕地であったが、2000年(平成12年)前後から住宅が増えてきている。しかし、現在も農耕地や駐車場が目立つ。前述した大学を除く周辺施設や道路は下記のとおり。
バス路線
京都府道106号線沿いに京都バス「京都精華大学前」停留所がある。経由する路線は下記のとおり[6]。
隣の駅
- 叡山電鉄
- ■鞍馬線
- 木野駅 (E11) - 京都精華大前駅 (E12) - 二軒茶屋駅 (E13)
脚注
関連項目
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外部リンク