井田 進也(いだ しんや、1938年 - 2016年11月27日[1])は、日本の比較思想史研究家。大妻女子大学名誉教授。文学博士。新潟県長岡市生まれ、群馬県高崎市育ち[2]。
人物
『中江兆民全集』(岩波書店)の編集者の一人。福沢研究センター客員研究員。無署名論説認定方法を応用した『福澤諭吉全集』収録の「時事新報論説」執筆者再認定を実行している。
2016年12月27日死去。叙従四位、瑞宝小綬章追贈。
略歴
- 1961年 東京大学教養学部教養学科卒
- 1963年 東京大学大学院比較文学比較文化研究科修士課程修了
- 1963年 - 1972年 旧・東京都立大学人文学部仏文科助手
- 1966年 - 1968年 フランス政府給費留学生としてナンシー大学へ留学[2]
- 1973年 - 1998年 東京都立大学人文学部仏文科助教授を経て、教授
- 1987年 『中江兆民のフランス』で東大文学博士
- 1998年 大妻女子大学教授
- 2003年 - 2006年 大妻女子大学比較文化学部長
- 2009年 定年退職
- 2011年 大妻女子大学名誉教授
著作
単著
校注・編著・共著
翻訳
中国語論文
関連項目
脚注
- ^ 『官報』6930号、平成29年1月5日
- ^ a b 『歴史とテクスト―西鶴から諭吉まで』著者紹介
外部リンク