井上 弘(いのうえ ひろし、1940年(昭和15年)1月5日 - )は、日本の実業家、株式会社TBSホールディングス及び株式会社TBSテレビ相談役。社長、会長を歴任した。東京都生まれ[1]。東京大学文学部社会学科卒業。
経歴
- 1963年(昭和38年)4月:株式会社東京放送入社
- 1991年(平成3年)12月:株式会社東京放送テレビ営業局長
- 1993年(平成5年)6月:株式会社東京放送取締役テレビ営業局長
- 1995年(平成7年)5月:株式会社東京放送取締役テレビ編成局長
- 1996年(平成8年)6月:株式会社東京放送常務取締役
- 1997年(平成9年)6月:株式会社東京放送専務取締役
- 2001年(平成13年)6月:株式会社東京放送代表取締役副社長
- 2002年(平成14年)6月:株式会社東京放送代表取締役社長
- 2002年(平成14年)6月:株式会社毎日放送取締役
- 2003年(平成15年)6月:アール・ケー・ビー毎日放送株式会社監査役
- 2003年(平成15年)6月:株式会社毎日新聞社取締役
- 2004年(平成16年)6月:株式会社南日本放送取締役
- 2004年(平成16年)6月:株式会社アイビーシー岩手放送取締役
- 2004年(平成16年)10月:株式会社TBSテレビ代表取締役社長
- 2006年(平成18年)6月:東京エレクトロン株式会社取締役
- 2009年(平成21年)4月:株式会社東京放送ホールディングス兼株式会社TBSテレビ代表取締役会長[2]
- 2012年(平成24年)4月:一般社団法人日本民間放送連盟会長
- ※東京放送入社後は主に営業畑や経理畑を歩み、30代のときに税理士試験に合格。坂本堤弁護士一家殺害事件にかかわるオウムビデオ問題で報道畑など主流部局の信用が軒並み失墜し、社外の関係者や『NEWS23』キャスターの筑紫哲也まで取締役人事に介入する中での代表取締役就任となった。現在に至るまで番組制作の経験は一度もない。
その他役職
- 財団法人IAAF世界陸上2007大阪大会組織委員会副会長
- 社団法人日本民間放送連盟会長
- 社団法人ACジャパン理事
- 財団法人毎日書道会理事
- 財団法人サントリー音楽財団理事
- 財団法人電通育英会評議員
- 財団法人放送文化基金評議員
- 「新日本様式」協議会理事
過去の発言
脚注
関連項目
参考文献
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歴代社長1 | |
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歴代会長1 3 |
- 足立正1960.5-1969.11
- 今道潤三1969.11-1976.6
- 諏訪博1977.6-1983.6、1986.3-1989.6
- 志甫溥1996.6-2001.6
- 砂原幸雄2002.6-2006.6
- 井上弘2009.4-2016.3
- 石原俊爾2016.4-2018.6
- 武田信二2018.6-2024.6
- 佐々木卓2024.6-現在
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歴代TBSテレビ社長4 |
- 井上弘2004.10-2009.4
- 石原俊爾2009.4-2015.3
- 武田信二2015.4-2018.6
- 佐々木卓2018.6-2024.6
- 龍宝正峰2024.6-現在
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歴代TBSテレビ会長4 | |
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歴代TBSラジオ社長5 |
- 清水洋二2000.3-2007.6
- 余田光隆2007.6-2009.6
- 加藤嘉一2009.6-2012.3
- 入江清彦2012.4-2018.6
- 三村孝成2018.6-2023.6
- 林慎太郎2023.6-現在
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歴代TBSラジオ会長5 |
- 清水洋二2007.6-2009.6
- 武田信二2009.6-2012.3
- 加藤嘉一2012.4-2013.3
- 信国一朗2013.4-2014.3
- 藤田徹也2014.4-2018.6
- 入江清彦2018.6-2021.56
- 三村孝成2023.6-2024.9(予定)
- 向山明生2024.10-(予定)
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11951年5月17日設立の法人(旧・東京放送→東京放送ホールディングス→現・TBSホールディングス)における歴代の社長・会長を通しで記載。 2前社長急逝に伴う臨時代行 31976年6月~1977年6月、1983年6月~1986年3月、1989年6月~1996年6月、2001年6月~2002年6月、2006年6月~2009年3月の会長職は空席 42004年10月に制作子会社3社(2000年から2001年に分社化)が合併・発足以降の歴代の社長・会長を記載 52000年3月の分社化以降の歴代の社長・会長を記載 62021年6月-2023年6月は会長職空席。 |