中村 三郎(なかむら さぶろう、1897年(明治30年)6月12日 - 1983年(昭和58年)2月3日)は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。兵科は歩兵科。功四級。
経歴
1897年(明治30年)に愛知県で生まれた。陸軍士官学校第30期、陸軍大学校第41期卒業。1940年(昭和15年)12月に第110師団参謀長(北支那方面軍)に就任し、日中戦争に出動。1941年(昭和16年)3月に陸軍大佐に進級し、1943年(昭和18年)6月に陸軍予科士官学校附兼陸軍経理学校附となった。
1945年(昭和20年)3月1日に陸軍少将に進級し、5月5日に独立混成第66旅団長(第1総軍・第12方面軍)に就任。新島で米軍の上陸に備える中で終戦を迎えた。
1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[3]。
脚注
- ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」106頁。
参考文献